修心流居合術兵法 修心館本部道場定例稽古 ~試斬~

修心流居合術兵法 修心館本部道場定例稽古 ~試斬~

昨日は選挙のため、自治会館が使用できなかったので、屋外での試斬稽古を行いました。


数ヶ月ぶりの斬稽古。

ただ、うちの門弟達はやっけになって試斬に取り組む道場の方々とは異なり、試斬に興味をあまり示さない。

これは非常に良いことだと考えています。

斬る事を面白いと思い、そればかりに重点を置いては、武術としての居合は身につきません。
そもそも腕や足を切断する必要はないのですから。

修心流居合術兵法では、試斬はあくまで日頃の居合稽古の確認。
動かない物を両断しても、それは武術ではなく、単なる遊びでしかないのです。

修心流居合術兵法 修心館大阪豊中岡町道場定例稽古

修心流居合術兵法 修心館大阪豊中岡町道場定例稽古

稽古課題

・初伝形一本目から五本目迄
  初心者…初伝之抜
  中級者…中伝之抜
  上級者…奥伝之抜
・体術基本稽古
  仰向けに寝る者を立たせる
  片手で座る者を立たせる
  腹抜き
  羽交締めする者を弛みで倒す
  納刀時の足捌き確認

脇指 播磨大掾藤原重高 越前住

脇指 播磨大掾藤原重高 越前住
脇指 播磨大掾藤原重高 越前住
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/328/00.html

初代越前住播磨大掾藤原重高は、新刀期越前を代表する刀工で、新刀鍛冶工系譜に関兼則末葉又は門人とも伝えられています。
初・二代は受領ありそれ以下は受領無しと伝う。作風は良く出来た作に肥後大掾等に似るもの又日向大掾貞次等に似る作風のもの、互の目乱れ直刃等地鉄は板目、小板目の肌立ち心のものが多く見られます。銘字は初・二代とも『越前住播磨大掾藤原重高』を冠して、初代は重高の銘をやや横広に切り、二代は『重』の銘の中の『田』の上空間を縦長に、又『高』の銘字も縦長の形状になる。作刀は、初代は少なく、二代の作が特に多いです。

この脇指は銘振りから初代と思しき沸出来の傑作で、大粒の沸が地に毀れる華やかな出来口。うぶ買い付けの一振りで、予算の都合からあまり下地を触らず、仕上げ直しを上研磨担当研師にさっとかけて頂きましたが、仕上がった本刀を見るに、下地も直しつつ、更に入念なる研磨を施すべきだったと思っております。されど一般には上研磨としてじゅうぶんに通用する仕上げを行っておりますので、敢えてお手を加えることなく、地刃の出来をご堪能頂けるものと自負いたします。
表記価格だけを見れば、一般的に売りに出されている重高刀より幾分割高に感じられるかもしれませんが、実物をお手にして頂ければこの出来でこの価格ならお安いと実感頂けるはずです。

裸身重量520グラム。

脇指 無銘 ~本漆石目塗鞘九八式軍刀拵入り~

脇指 無銘
脇指 大磨上無銘
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/327/00.html

家伝の刀を軍刀にしたのでしょう。大磨上無銘の反り極めて浅い刀身です。
地鉄は良く練れて詰んで少しく肌立ち、直刃調子に互ノ目や互ノ目足を交え、刃中砂流かかり、物打辺りは匂口深く、長い金筋入り、地鉄に絡んで刃縁掃き掛け、なかなかに見応えある出来口となっています。

当店にて並研磨を施しましたので、お手をかけることなくご観賞をお楽しみいただけます。
附属の軍刀拵は、丁寧に本漆石目塗りされた高級品。鐔や金具のメッキ保存状態も頗る良好のほぼ未使用状態。軍装趣味人には垂涎ものではないでしょうか。
兵庫県下の旧家よりのうぶ品。この度初めて市場に出る一刀です。

裸身重量502グラム。 拵に納めて鞘を払った重量860グラム。

刀 則光(加州)

刀 則光(加州)

刀 則光(加州)http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/526/00.html

加州則光の現存作は少ないため、大変貴重です。

本作は反りが深い太刀と刀を併用した姿で、踏ん張りがあり優美な体配を呈しています。地鉄はもわもわっとした感じの映りが見られ、匂口が締まる箇所や潤む箇所などが混在し、他に見る同工の作と作風は同じです。
二尺四寸近いうぶ長物で鑑定書付き。期間限定特価をお見逃しなく。

裸身重量689グラム。 はばきを含めて715グラム。

脇指 平安城石堂右近正俊 ~京石堂の盟主。乱れ映り見事な一刀~

平安城石道右近正俊
脇指 平安城石堂右近正俊
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/326/00.html

正俊は紀州石堂出身の刀工で慶安頃(1648年)に京都へ移住し、銘を紀州正俊から石堂右近正俊と変え「京石堂」の礎を築きました。門下には弟の正忠や助光、助利などがおり、当時全国へ散らばった石堂鍛冶と同様に斬新な備前伝で人気を博しました。映り立つ地鉄に互ノ目丁子を巧みに焼くその技量は頗る高く、二尺五寸余の正保元年年紀入りの刀が重要刀剣指定を請けています。

本刀は柾目主体の精良なる地鉄に見事な乱れ映りを焼き、石堂ならではの互ノ目丁子乱れを華麗に焼いた作品で、身幅広くがっしりとしており、昭和26年の大名登録であることから鑑ても、静岡を治めた某大名家の蔵刀であったことが窺がえ、作品の出来はもとより来歴も良い価値ある一刀です。

裸身重量642グラム。

刀 越中住人則成作 昭和二二十九年十月日 ~二尺四寸八分八厘~

越中住人則成作 昭和二二十九年十月日

越中住人則成作 昭和二二十九年十月日
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/525/00.html

本名は吉田盛三。昭和5年7月28日生まれ。富山県南砺市在住。大西貞成刀匠、高橋次平刀匠に師事し、後に宮入行平刀匠にも学ばれ、宮入一門会の会員であり、昭和59年第20回新作刀展での努力賞をはじめ多数の入賞経験を持たれています。

本作は切先延びた豪壮な姿が印象的で、鎬地に鍛え筋あるも使用上には全く問題ございませんので、拵を誂え、居合武用刀として存分に活躍させてください。拵新調費用を考慮し、期間限定特価で御案内致します。

裸身重量860グラム。

帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー

念願の“帰ってきたヒトラー”を観て来ました。

ヒトラーが現代にタイムスリップ!!

面白おかしいコメディ映画と思っていたのですが、非常に考えさせられる映画でした。
特に映画終盤でのヒトラーの一言がとても印象的。

移民問題等現在のドイツが抱える問題が風刺されていて、単なるコメディ映画ではない。

ナチスやヒトラーの名を口にするのさえ憚られるドイツにおいて、ヒトラーに焦点を当てた映画としては、“ヒトラー最期の12日間”に続き、快挙と言える映画だと思います。

ちなみにこの映画の公式サイトでは、この映画を観る前に“ヒトラー最期の12日間”を観ることを勧めていましたが、よりこの映画を楽しむために私もお勧めします。

修心流居合術兵法 第二回北京講習会

修心流居合術兵法 第二回北京講習会ポスター
今月、北京にて第二回目の修心流居合術兵法講習会が開催されます。

熱心に私の居合術を学ぼうとされる中国の方々には頭が下がる思いです。