表題の通り、私の今の一番の夢は
居合術の教授だけで生計を立てたい
です。
近頃はその欲が益々強くなりました。
一日の殆どを居合のことだけを考え、実践する生活…
今の時代ではなかなか難しいようです。
海外に移住でもすれば叶うのか?
そう考えたこともありますが、それも現実的には難しそうです。
TEL.072-759-6529
〒666-0004 兵庫県川西市荻原三丁目一番十六号
表題の通り、私の今の一番の夢は
居合術の教授だけで生計を立てたい
です。
近頃はその欲が益々強くなりました。
一日の殆どを居合のことだけを考え、実践する生活…
今の時代ではなかなか難しいようです。
海外に移住でもすれば叶うのか?
そう考えたこともありますが、それも現実的には難しそうです。
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/528/00.html
本名中田勝郎。昭和18年生まれ。岐阜県関市鋳物師屋に住し、義父である兼秀刀匠に師事しました。日本刀匠会会員であり、入選等受賞多数。
正直刀匠の刀は戸山流をはじめとする試斬重視の方にユーザーが多く、良く切れる利刀として人気を博していますが、それらの殆どは無鍛錬の素延焼きで、身幅が異常なまでに広く、美術的価値が非常に乏しいものばかりです。
近年逝去された正直刀匠も、よく切れると抜刀家が求めてくれることは、生計を立てる上に於いて助けとなったでしょうが、不本意な姿形の安価試斬刀造りを、刀匠と言う立場としては如何思われていたでしょうか? おそらくは生計のためと割り切ってはいたものの、辟易していたのではないでしょうか?
本作は上述のように不本意ながら美術価値乏しい無鍛刀を数多く造っていた正直刀匠の、数少ない本鍛錬の傑出した出来口の一刀で、他の試斬用正直刀と比較して頂ければ、素人眼にも一目瞭然に本鍛錬上出来の美術鑑賞刀であることがお判り頂けるはずです。
地鉄には明瞭に板目肌に大杢目肌が交じり、匂口は明るく冴え、金筋や稲妻など、刃中の地鉄に絡んだ覇気ある働きが瞠目させます。
附属の拵は存分に抜付の稽古が出来るよう、鞘割れ防止の策として、栗形下までを銅板で包み、その上から藤を巻いた頑強なる特注品で、元々美術鑑賞刀として鍛えられ、白鞘に納まっていたこの一刀を、後に入手された方が居合や抜刀の稽古用に誂えたものと推測致します。
上述の通り無鍛錬刀が多いことから、故人になられた現在でも、日本美術刀剣保存協会では正直刀を作位低しとして保存刀剣には認定しない傾向にありますが、本刀は傑出した出来口ですので、保存刀剣鑑定も合格するものと思われます。
他店に並ぶ試斬用正直刀と価格を比較されますとお高く感じられるかもしれませんが、本鍛錬、上研身の正直傑出刀であることをお忘れなく。実物を拝して頂ければ確実に特価掘り出し刀だとご納得頂けます提示価格です。
上研磨の凜とした下地と、余す事無く引き出された正直刀の地刃の出来をご堪能下さい。バケモノのような身幅が広い正直刀ではなく、正直刀匠が望んだであろう本刀のような刀らしい体配の一刀で、居合や抜刀を極められることこそ、本来の武であるものと信じてやみません。
※本刀は上研磨が施された逸品ではございますが、2~3度畳表を試し斬りした痕跡が見られ、一部にヒケとアク水による変色が見られますが、再研磨を施す必要までは感じません。現状で充分御満足頂けます。
裸身重量777グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,048グラム。
昨夜の本部道場定例稽古では、基本刀法(素振)と二刀の稽古を行いました。
二刀は“向満字”と“清眼破”のみを稽古。
二刀と言えば、とかく腕だけで動く方が多いように見受けられますが、そうした動きは大きな間違いです。
全ては体幹で処理しなければいけません。
動画後半で“清眼破”における誘いの所作を収めていますが、これがまさに体幹での処理なのです。
両手で切先をガッチリと掴まれようが、弛みによって相手を崩す。この自然な身体捌きに、相手は思わず打ち込みたくなるのです。
また、誘うだけが誘いではなく、誘うと言うことは、相手を制することであることを忘れてはいけません。
稽古終了後は刃筋確認稽古を。
さて、昨夜の稽古では久し振りに二刀を行いました。
実戦を想定し、袋竹刀の大小を用いて互いに遠慮することなく、本気で打ち込みます。
自分の技術がどこまで通用するのか? を確認するのです。
もっと長い動画にする予定だったのですが、間違えて動画を消してしまい… 残った動画だけを繋ぎ合わせて掲載させていただきました。
※動画は私による二刀手本です。
今回の動画には、後半におまけが少しだけございます。
スペシャルイベント:「サムライナイト」 21:30-23:30(最終入場 23:00)
http://artaquarium.jp/nihonbashi2016/na_0828_test.php
【スペシャルゲスト〈平成の侍 町井勲 氏〉】8/28(日)日本橋 コレド室町、日本橋三井ホールでのアートアクアリウム『サムライナイト』に、本日誕生日で、千本斬(36分4秒)や6ミリBB弾居合斬(発射速度 時速350キロ)などのギネス世界記録を5つ保持し、TV番組、CM出演でも知られる「平成の侍」町井 勲先生がスペシャルゲストとしてご演武いただきます。
http://artaquarium.jp/nihonbashi2016/na_0828.php
修心流居合術兵法 修心館
http://www.shushinryu.com/
http://s.ameblo.jp/bugaku-bugei/entry-12192163566.html
居合や薙刀などの武術、武士のたしなみとされる能や茶道の諸要素と光による演出を融合した芸能「武楽(ぶがく)」を、武楽座代表の 源 光士郎と、女性剣士 結井が披露いたします。
また、今年はスペシャルゲストとして、千本斬(36分4秒)や6ミリBB弾居合斬(発射速度 時速350キロ)などのギネス世界記録を5つ保持し、TV出演でも知られる「平成の侍」町井 勲が試斬演武を行います。
伝統に裏付けされた技と、アートアクアリウムによる最新のエンターテイメント空間が融合した、全く新しいリアルジャパンをご鑑賞いただけます。
どうぞ、伝統の技と間、日本刀、武の美学をダイナミックでスタイリッシュに楽しめる一夜だけの特別な時間をドリンク片手にお過ごしください。
建勲神社は、明治2年(1869)、明治天皇の御下命により創建された織田信長公をお祀りする神社です。
明治8年(1875)に別格官幣社に列せられ、京都の船岡山に社地を賜りました。明治13年(1880)、新たに社殿を造営し、御嫡子織田信忠卿を配祀し、明治43年(1910)に山麓から山頂へ社殿を移建し現在に至っています。
船岡山は玄武の小山として平安京造営の際に北の基点になったとされる小高い丘で、緑豊かな建勲神社の境内からは比叡山や大文字山(如意ヶ嶽)など東山三十六峰の眺望も楽しめます。
正式には「たけいさおじんじゃ」といいますが、一般には「けんくんじんじゃ」「けんくんさん」として親しまれています。
船岡大祭 10月19日 11:00~
ご祭神信長公の偉大な功勲を後世に伝えようと永禄11年(1568)の信長公上洛の日を祭日として、ご鎮座当初より盛大に行われている御祭で、地元の西陣各学区を始め各地よりの崇敬者で賑わう。毎年、仕舞『敦盛』や舞楽が奉納されるほか、年によって宝物展示や火縄銃演武の奉納などが行われる。
本日建勲神社様より10月19日に開催される船岡大祭での演武奉納を拝命いたしました。
信長公の御前にて日頃の稽古の賜物を披露させていただきます。
皆様、当日は水曜日と平日ではございますが、是非お足をお運び頂き、修心流居合術兵法の演武をご覧下さい。
本ブログ記事を是非貴方様のブログやSNSで御紹介ください。
何事も基礎が大切とは言われますが、居合も同じで初伝形の一本目がまともに出来ずして居合を極めることなどできません。
近頃の門弟の動きを見るに、根本ができていないように感じられるため、形稽古は行わず、ただひたすら基本のみを稽古させました。
納刀時の刀の棟を載せる腕の位置。
納刀時の身体捌き。
大血振りの意味と確認稽古。
影抜き確認稽古。
上記四つのみに絞り稽古させました。
各連盟での英信流演武を見るに、大血振りの意味と所作が出来ている人は皆無と言って良いでしょう。
皆一様に手首で刀を捻る。腕を横に持っていく意味も理解できていない。それどころか腕をさっと丸く動かすだけ。
真向に振り下ろしたら後は単なる残心だと勘違いしていてはいけません。
形の所作にはそれぞれ意味があり、稽古課題が秘められているものです。
上に掲げた写真は大血振りでの所作を二人一組で確認稽古させているものです。
この写真一枚を見て、何を稽古しているのか悟れた人は武術的鑑識力が高い方と言えますが、「?」と思われた方は居合の理念を全く理解できていない方と言えましょう。
大血振りがうまく決まれば… とても面白い現象が起きます。
これを世間一般では合気と呼びますが、合気でもなんでもありません。いつも言うように単なる物理現象です。
敵は単独ではない。常に不利な条件下で稽古することこそ大切なのです。
私が修業してきた英信流には、右から左への切り上げが無いと言っても過言ではありません。
そのため抜付と同じ左から右への斬撃は得意なのですが、その逆は不得手であります。
昨日はその不得手を克服すべく右から左への刃筋確認稽古を主に行いました。
当流で「結上(ゆいあげ=下を切り上げ、残った上部を同一方向から切り上げる)」と称する返し業も、得手とする方に比べると二の太刀が遅い。
当面は不得手を得手に変えるべく稽古を重ねようと思います。