脇肥前を代表する名工 肥前國廣

無銘(肥前國廣)

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無銘(肥前國廣)

 

肥前國廣は初代忠吉の異母弟であり、門人でもあった相右衛門廣貞の長男で、名を橋本六郎左衛門と称した脇肥前を代表する刀工の一人。寛永から万治に至る年紀入りがあり、八十五歳という長寿を全うしました。
この系統は皆乱れ刃が上手で、特に國廣は廣貞の如く激しい乱れ刃を焼いて上手です。弟の播磨大掾忠國(初代)に比して作品数は極めて少なく希少であり、その技量は頗る高いことで知られます。
古来より切れ味の良さに定評があり、江戸期の著書「古今鍛冶備考」にも業物として記載され、『山田浅右衛門押型』所載の國廣は、『脇毛之辺、落可申候』と注記があります。

本作は身幅重ねしっかりとして反りは浅く、切先やや延びごころの体配で、良く練れて詰んだ小板目肌に互の目丁子を焼いた作品で、足盛んに入り、刃中には砂流が顕著に見られ、よく沸づいて冴えた匂口を示すなど、脇肥前の技量を余すことなく発揮しており、昭和26年の大名登録刀であることからも、その出来栄えと伝来の良さを窺がい知ることができます。

うぶ出しの一刀です。前所有者逝去後、長らく手入れされることなく眠っていたため、所々に薄錆があります。そのため研磨代金を考慮した価格で御案内させて頂く次第です。しっかりとした身幅と重ねに加え、二尺四寸余の刃長は観賞刀としても、居合の形稽古用としても魅力的な一刀。是非この機会に現存作品少ない希少な國廣を御入手ください。

裸身重量832グラム。

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