盛高 ~九州を代表する刀工~

盛高 ~九州を代表する刀工~
盛高
– Moritaka –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/382/00.html

初代盛高が鎌倉時代の永仁の頃、筑前國太宰府、宝満山の僧門で修験道者の刀を鍛えたことが、金剛兵衛盛高一派の始まりです。その後、江戸時代の寛永年間に肥後國の大名、細川三斎公に従い、熊本に移住し現在の八代市の妙見宮の修験道者の刀鍛冶として幕末まで続きました。
中心尻が卒塔婆形と呼ばれる形状となり、出来は直刃の物が多く、良く錬られた地鉄が肌立つことが特徴です。

この脇指は緻密に練られた杢目が肌立ち美しく、明るく冴えた直刃を焼き、二重刃や足も見られ、戦が多かった当時の作としては、出来が良く、、まさに実用兼美の一刀です。
長らくまともに手入もされていなかったようで、地刃はご観賞頂けるものの、現状は少々みすぼらしい姿になっております。心在るお客様、お安く御提供させて頂きますので、どうか本脇指を当店にて再研磨頂き、本来あるべき美しい姿でお膝元に置いて愛でて下さい。

裸身重量421グラム。  拵に納めて鞘を払った重量593グラム。

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