刃文が二重三重と重なった奇抜な短刀

奇抜な刃文の短刀
無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/161/00.html
ややフクラが枯れた姿に重ね厚目の頑丈な体配。小板目肌が詰んで無地風となり、地沸厚くつく。焼き出しに沿って棒映りが立ち、先に行くに従い強く沸づいて匂口が広い互ノ目を形成する。刃文は焼刃明るく冴え、焼き出し部は特に匂口が締り、足よく入り、総体に刃文が二重、三重と重なったある種奇抜な出来口です。
白鞘には骨を使って合口拵風に仕上げられており、そのまま塗りをかければすぐに合口拵が出来上がる状態。お好みによって栗形や返角を付けるなど、貴方好みの拵にしあげてみるのも一興です。

裸身重量241グラム。  柄とはばきをつけた重量296グラム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です