無銘  ~研ぎ上がりが楽しみな一刀~

無銘 ~研ぎ上がりが楽しみな一刀~
無銘
– Mumei –
 
大磨上無銘の脇指で、作刀されたのは室町時代。疵気が無く、研ぎ上がりも期待できる作品です。匂口は明るく冴え、砂流かかり、蛙子風の小さな互ノ目丁子を交えるなど、新刀期とは異なる古雅な雰囲気を漂わせています。
然るべき研磨と諸工作を施し、鑑定書をつけて次の時代に伝え残して下さい。
 
付属の拵は鐔と目貫が失われていますが、鉄地に銀象嵌が施された上手の半太刀金具が用いられています。お好みの目貫と鐔を添え、柄を巻きあげれば拵としても蘇りますが、柄はいっそのこと新調された方が良いでしょう。諸工作に関しましてはお気軽にご相談下さい。
 
裸身重量379グラム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です