大好評! 初心者応援価格! キリリとした脇指の御案内です

備州長船盛光 應永二十八年二月吉
備州長船盛光 應永二十八年二月吉
– Bishu Osafune Morimitsu –
 
古の士達が闊歩した時代、刀剣は家柄を象徴するものでもありました。そのためそれらしい出来の物や、新たに刀剣を鍛えさせ、己が欲する刀匠銘を切らせました。当時の士達にとっては、己の指料を鑑定会に出品するわけではなかったので、銘の真贋は二の次であったことが窺い知れます。
この脇指は應永備前を代表する盛光の銘が切られていますが、勿論偽銘。無銘の脇指としてお求めください。
しっかりとした下地研磨がなされているので、帽子がきりりと引き締まった、実に見映えする作品です。
杢目鍛えに柾が交じり、淡く映り立った地鉄に、互ノ目乱れを焼きあげています。刃中には足がよく入り、金筋も見受けられ、美術鑑賞刀としての力をしっかりと持っており、銘を潰して無銘にすれば、保存刀剣鑑定もゆうに合格するでしょう。
 
裸身重量338グラム。

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