関住人信光作- Seki junin Nobumitsu saku –

関住人信光作- Seki junin Nobumitsu saku –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/912/00.html
作者である信光は小島正勝の門人で、大東亜戦争時、軍刀を数多く鍛えました。
この刀は特別な注文によって鍛えられたもので、刃長は現代人の居合にも頃合いな二尺四寸近くあり、拵も比較的しっかりとしていて柄に捻じれも無く、武用刀としては申し分ない一刀です。
横手下と物打に、極小の刃毀れがありますが、寝刃合わせを御自身で出来る方でしたら容易に除去できるレベルです。専門職による寝刃合わせ御希望の場合は、3万円(税別)にて承りますのでお気軽にお申し付け下さい。仕上げまで研磨される場合は、美術鑑賞用としても耐えうる居合用上研磨を12万円(税別)にて承っております。

裸身重量722グラム。  拵に納めて鞘を払った重量958グラム。

無銘- Mumei –

無銘- Mumei –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/911/00.html

特筆すべき疵欠点無く、内外共にお薦めの一刀。重ね、身幅がっちりとしており、やや延びた帽子は迫力があり、小沸本位の乱れ刃に、返りを深く焼きあげた作品です。

附属の拵は黒石目に青貝をぱらぱらと蒔いた千段刻みの鞘に、武辺者が好む葡萄(武道)に勝虫の金具で柄を仕上げ、鐔は武骨さの中に気品漂わす金象嵌があしらわれた、正阿弥吉一在銘の品が添えられています。切羽は素銅地で、この刀のために造られた真面目なものです。
白鞘と継木も附属しているので、お手入れや保管の面でも安心。白鞘から拵へ、刀身の入れ替えもお楽しみ頂けます。
この品質でこの価格は絶対にお買い得です!!
※保存刀剣鑑定受審後はお値段が変わります。今が御入手狙い時です。

裸身重量721グラム。  拵に納めて鞘を払った重量988グラム。

大和國俊和鍛之 立子山住人刀心淬刃- Yamato no kuni Toshikazu Tatsugoyama junin Toushin saijin –

大和國俊和鍛之 立子山住人刀心淬刃- Yamato no kuni Toshikazu Tatsugoyama junin Toushin saijin –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/910/00.html
藤安将平刀匠は昭和二十一年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。 昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。

尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。

昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。

平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇指、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を造り上げる。地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。

近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元製作にも取り組まれ、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。

古刀再現の第一人者として、また、鉄をも裁断する利刀を鍛えることでもその名が高い名工藤安将平。当店々主である町井勲とタッグを組み、真の実用兼美の名刀造りに今も勤しんでいます。

この刀は藤安将平工房製。焼き入れを将平刀匠が行っています。特筆すべき疵欠点皆無。精良な地鉄に将平刀匠ならではの古雅な直刃調小乱れを焼き上げた逸品で、丁子足や小足、鼠足等が盛んに看取され、観賞刀としても申し分無い出来口を誇る一刀です。

附属の拵は総銀一作金具の優品。黒蝋塗の鞘には銀の丸に久留子紋が象嵌されており、鐔も銀無垢(190g)で銀覆輪を施した躍動感溢れる龍が彫刻された、拵だけでも独り歩きできる逸品。目貫は武辺者の士が好んで用いた葡萄図です。
強靭さ、刃味の良さで、店主町井勲が太鼓判を押す平成の名刀を是非この機会に御入手下さい。
※古い拵に合わせて刀身を鍛えたものです。柄と銀切羽のみ新調。鐔の責金も行っていますので一切のガタツキが無く、二本目釘ですので試斬稽古にも安心してお使い頂けます。白鞘はございませんが継木が附属しております。

裸身重量1,103グラム。  拵に納めて鞘を払った重量731グラム。

無銘 ~これから刀剣趣味を始められる方へ~

無銘 ~これから刀剣趣味を始められる方へ~
無銘
– Mumei –
 
杢目肌良く練れて肌立ち、縮緬状となった地鉄に、尖り刃交じりの互ノ目乱れを焼き上げた作品で、刃縁に砂流が顕著に現れ、刃中の働き盛んに見応えある出来口。
これから刀剣趣味を始められる方に向け、お求め易い低価格で御案内致します。
 
裸身重量635グラム。

城州住来法道

城州住来法道
城州住来法道
– Joshu ju Rai Norimichi –
 
法道は江戸前期に山城國で活躍した刀工で二代続いており、初代は寛文頃、二代は貞享頃と銘鑑には記されています。
 
この刀は特筆すべき疵欠点も無く、緻密に練られた杢交じりの小板目肌が美しい一刀です。
 
裸身重量650グラム。

會津住和泉守兼定

會津住和泉守兼定
會津住和泉守兼定
– Aizu ju Izumi no kami Kanesada –
 
やや細身のすらりとした体配に、延びごころの切先が鋭さを感じさせます。
刃区上の刃毀れが惜しまれますが、はばきの飲み込みで隠すことができます。附属しております時代物の変わり形はばきは傷みがありますので、新たにはばきを新調されることをお薦め致します。勿論現状のままでも支障はございません。
研磨代を考慮し、お安く御案内させて頂きますので、どうぞ前向きに御検討下さい。
※未鑑定刀につき、銘の真贋保証はございません。
 
裸身重量745グラム。

無銘 ~黒腰篠塗鞘の上品な打刀拵入り~

無銘 ~黒腰篠塗鞘の上品な打刀拵入り~
無銘
– Mumei –
 
無疵無欠点。匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼いた作品。
 
附属する拵は腰元を黒の篠塗りにした手が込んだ鞘で、柄や鐔にはガタツキ無く、そのまま武用刀としても、観賞用としてもお楽しみ頂けます。
※横手上フクラの刃先に当傷があり、一部刃先が潰れています。部分研磨でお安く修繕できます。
 
裸身重量707グラム。  拵に納めて鞘を払った重量966グラム。

備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日 ~研磨代を考慮した低価格!!~

備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日 ~研磨代を考慮した低価格!!~
備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日
– Bicchu no kuni ju Takeshita Sukemitsu Kaneda Mitsukane –
 
本名、竹下善自。大正4年(1915)5月20日、滋賀県蒲生郡日野町大窪清水町、祖父『角太郎祐光』より受け継ぐく刀工の家系に生まれました。父『栄太郎祐光』の下で鍛刀を学び、後に大阪の『沖芝正次』に師事して『祐光』の名を継承した昭和を代表する刀匠です。
昭和16年(1941)、文部省後援の日本刀展に入選、同18年(1943)には特選。岡山県笠岡市笠岡の『笠神社』の御神刀を鍛錬しました。
戦前戦中は陸軍受命刀匠として数多の利刀を鍛え、昭和29年(1954)、早い時期に文化庁より作刀承認を受けています。昭和39年~45年(1964~1970)、日本美術刀剣保存協会の『新作名刀展』にて7回連続入選、都合11回の入選を果たしています。
昭和後年には岡山県高梁市三沢(旧手荘町)に鞴を構え槌音を響かせ、後身で実子の『源勲』の指導にあたり、晩年は『備中國手荘住竹下平安城源祐光作之 平成九年紀』などと銘を刻んでいます。
 
光包刀匠は本名を金田勇と言い、岡山県倉敷玉島に住しました。全日本刀匠会々員であり、多数の入選成績を持つ刀工です。
 
この刀は竹下祐光と金田光包刀匠による合作銘が切られた作品で、柾目主体の地鉄に明るく冴えた互ノ目乱れを焼いています。
前所有者が居合抜刀の稽古に使用していたため、現状では美術観賞を楽しめない状態にありますが、再研磨して頂ければ、地刃の冴えを存分にお楽しみ頂ける一刀で、特筆すべき疵欠点も見受けられず、研ぎ上がりが楽しみ。
 
武用刀としてお使い頂くには現状でも充分かと思われますが、物打に極小の刃毀れがございますので、寝刃合わせを施した後に試斬稽古にお使い頂ければと思います。
尚、研磨は11万円(l税別)より承ります。
 
附属の拵は全て時代物の真面目な金具が用いられており、革巻きの柄が添えられていますが、現状ではガタツキがございますので、経木を添えてガタ直しをなさってください。当店でもガタ直し可能です。(別途5,000円税別)
縁頭は杢目の練りが見事。縁の大きさは40ミリございますので、身幅の広い刀や現代刀の拵製作を御検討の方は、金具取りとしてもお薦めです。
 
裸身重量698グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,007グラム。

無銘 ~焼刃明るく賑やかに乱れた一刀~

無銘 ~焼刃明るく賑やかに乱れた一刀~
無銘
– Mumei –
 
杢目肌良く練れて肌立ち、匂口明るく冴えた互ノ目乱れは先が尖り、蟹爪風の刃を交え、砂流かかり、足や葉入り、賑やかなる出来口を示す作品です。
 
附属の拵は江戸時代当時のもので、経年による鞘の凹み等は見られるものの、概ね状態は良好であり、鯉口内部も削れ無く綺麗な状態で、切羽はこの刀に合わせて造られた真面目な銀無垢です。
 
お求め易い御値段でご紹介致しますが、これは美術鑑賞用研磨を施して頂きたい気持ちからの御値段です。居合や抜刀の御稽古目的での御申し込みは御遠慮願います。保存刀剣鑑定を御受審頂き、大切に後世に伝え遺して下さる方にお譲りしたいです。
居合に御使用になられたい場合は、どうか拵を新調されてからにしてください。
 
裸身重量627グラム。  拵に納めて鞘を払った重量924グラム。

濃州関住吉田吉次作 ~藍鮫研出鞘海軍太刀型軍刀拵入り 当店にて美術鑑賞用上研磨済み~

濃州関住吉田吉次作 ~美術鑑賞用上研磨済み~
濃州関住吉田吉次作
– Noshu ju Yoshida Yoshitsugu saku –
 
本名、吉田仁郎。岐阜県にて活躍した刀匠です。大戦時、岐阜県関市で作刀されていた刀匠で、戦中数多の軍刀を鍛えました。
 
故旧軍コレクターから買い取らせて頂きました完全なるうぶ品で、このたび市場初登場となる一刀です。
当店にて美術鑑賞用上研磨を施しました。冴え冴えとした本刀の研ぎ澄まされた地刃をお楽しみください。
 
附属の海軍太刀型軍刀拵は、藍鮫研出鞘で気品あり、往時の大日本帝国海軍の威光を現代に伝えます。縁金具と柄木には『4』と記されており、切羽も同様に鏨や槌跡がそれぞれ4つずつ打たれています完品です。
巷に同作者、同拵の海軍刀を見かけることがあるかと思いますが、本刀のように美術鑑賞用上研磨を施した品はそうそう見かけることはできません。はばき下に打たれた『関』の刻印が削り取られることなく残っているのも貴重です。
旧軍資料としても価値ある一刀を、是非この機会に御入手下さい。