京都住人菅原長吉 暦應三年十二月日 ~銘を潰して保存刀剣鑑定御受審下さい!!~

京都住人菅原長吉 暦應三年十二月日

京都住人菅原長吉 暦應三年十二月日
– Kyoto junin Sugawara Nagayoshi –
 
素麺を並べたかの如き純然たる柾目肌が美しく少しく肌立ち、匂口明るく冴えた直刃を焼き上げ、刃縁地鉄に絡んで二重刃や金筋、打除等を呈し、豊かな景色を見せる。帽子は表裏共に直ぐに、先掃き掛けて焼き詰め風に短く返る。
 
正真銘なら南北朝初期の作品となりますが、私見と致しましては銘は首肯できず、銘を潰して保存刀剣鑑定を受審すれば、古いところで末保昌、新刀ならば國包や徳勝辺りで極まるのではないでしょうか。
柾目鍛えの刀の研究資料として申し分ない出来口。お求め易い価格で御案内致します。
 
裸身重量646グラム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です