三河國蒲郡住藤原武則作之 昭和四十六辛亥歳八月吉日

三河國蒲郡住藤原武則作之 昭和四十六辛亥歳八月吉日
– Mikawa no kuni Gamagori ju Fujiwara Takenori –
 
 
本名、橋本武平。明治44年2月5日生まれ。運寿石堂是一の門下である『運寿一則』に師事して『則』の字をうけ、本名の『武』と併せて『武則』と名乗る。系譜としては以下の通り。
石堂是一 → 初代藤原一則 → 二代藤原一則 → 藤原武則 → 藤原元久(武則実子)
新作日本刀展覧会では昭和14年から連続5回の入選を果たし、陸軍受命刀匠を経て昭和35五年4月11日に作刀承認を受け、実子の橋本勇男(藤原元久)の指導にあたりると共に、蒲郡の地で槌を振るった現代の三河・尾張を代表する刀匠です。
 
この刀は藤原武則61歳の時の作品。刃長は二尺五寸一分と長寸で、元先の差が僅かに開き、切先延びごころので重ね厚く、まさに威風堂々たる姿を誇っている。
地鉄は小板目肌がよく練れ、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼き、足・葉入り、帽子は表裏共に直ぐに丸く上品に返っています。
 
附属の拵は当店々長町井勲監修の武用拵。武辺者に相応しい勝虫の図柄で統一しています。
居合用や試斬用と称する安価な研磨ではなく、しっかりとした真面目な美術研磨が施されているため、実用面でもその斬味は凄まじいことと思われます。
実用兼美の豪壮なる一刀をお探しの方に心よりお薦めする一刀です。
 
裸身重量945グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1.207グラム。
 
 
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