濃州武芸八幡住人兼圀作 平成三年七月吉日

濃州武芸八幡住人兼圀作 平成三年七月吉日
– Noshu Mukehachiman Junin Kanekuni –
 
 
本名尾川邦彦。大正14年生まれ。現在の岐阜県関市武芸川町八幡出身。戦前は東京の加藤兼国に学び、戦後は二十七代兼元こと、金子孫六兼元に学びました。
『新作名刀展』では入選多数で、70代を迎えた平成10年以降に薫山賞を五度受賞。同18年に無鑑査。同20年には岐阜県重要無形文化財に認定され、同22年には子の光敏(兼國)も無鑑査に認定されています。
親子共に無鑑査に認定されたのは、月山、宮入、宗親子に次いで4例目。
大坂新刀の大家、越前守助廣に私淑し、濤瀾刃の再現に心血を注ぎました。平成24年、87歳没。
 
この刀は身幅広く、切先やや延びた豪壮な姿で、地鉄は小板目杢交じりで刃縁柾目が強く現れ、刃文は匂口明るく冴え、刃取りは広直刃基調に小湾れや互ノ目、一部に互ノ目丁子を交え、刃中随所に砂流がかかり、覇気溢れる出来口を示しています。
※現状でも観賞に支障はございませんが、上研磨を施すことで、更に本刀の出来の良さを御堪能頂く事が可能です。
 
裸身重量884グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です