川部北司正次(花押) 天保丙申仲秋

川部北司正次(花押) 天保丙申仲秋
– Kawabe Hokushi Masasatsugu –
 
 
正次は新々刀の祖と仰がれる水心子正秀の孫であり、父は二代水心子正秀(白熊入道)貞秀。
文政八年(1825)父と祖父を相次いで亡くし、大慶直胤に師事して、備前伝と相州伝の極意を極め、師直胤の女婿となったと伝られ、下谷御徒町に住して作刀生活を送り、万延元年三月十一日に没しました。
 
この短刀は、板目肌良く練れて少しく肌立って地景入り、匂口明るく冴えた互ノ目乱れには、太い足が頻りに入り、刃中には長い金筋が顕著に現れた力作。焼き出し部分には富士山を眺める西行の後ろ姿を描いた『富士見西行』と呼称される刃文が焼かれており、風情溢れる作品に仕上がっています。
 
附属の拵は完全なるうぶ(オリジナル)であり、はばきは金着せ。卯の花色の蛇腹柄巻きに、黒蝋塗鞘に紋を配した高級品。さぞ身分高き士又はその息女等の指料であったことが窺えます。
小柄が失われることなく附属している点も好ましい、内外共に価値ある一刀で、お子様の御守刀としても申し分無い逸品です。
 
裸身重量87グラム。  拵に納めて鞘を払った重量124グラム。
 
 
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