尾州住正氏作之
– Bishu(Oshu) ju Masauji –
正氏についての資料乏しいため、刀工についての解説は割愛させて頂きます。現状では素人による錆落としが成された状態のため、地鉄は見えないものの、焼刃は匂口明るい互ノ目乱れで、尖りごころの互ノ目が交じっているのが確認できます。鍛錬疵は見受けられません。
附属の海軍太刀型軍刀拵は鍍金の色落ちが見られるも、総じて健全であり鮫皮の状態も良好。金具通し番号は『7』で揃っており、部品のすり替えが無い製作当時のオリジナルのままです。
※15万円(税込)にて上研磨承ります。
裸身重量757グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,218グラム。