備州長船祐定 天正二二年八月日 ~うぶの良い拵入り~

備州長船祐定 天正二二年八月日
備州長船祐定 天正二二年八月日
– Bishu Osafune Sukesada –
 
平造、庵棟ですらりとした姿。地鉄は杢目肌よく練れて詰み、刃文は小湾れ調子の互ノ目乱れで細かな砂流が随所に見られ、帽子は乱れ込んで先直ぐに丸く、うんと深く焼き下げる。

付属の拵は仕事が良い金具を用い、鞘は腰千段刻みの黒蝋塗で、腰より下は黒石目塗に二本線を等間隔に十組あしらった手が込んだ作品。切羽は金着せですり替えも無く、小柄が欠落していることが惜しまれるも、うぶの状態の拵は大変貴重な存在なので保存刀装審査御受審をお勧め致します。
未鑑定刀につき、お安くご紹介致しますので、是非この機会に拵が立派なこの脇指をご入手下さい。

裸身重量249グラム。  拵に納めて鞘を払った重量390グラム。

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