助宗

助宗
– Sukemune –
 
 
元先の差さほど開かず、反り浅目で切先延びた鋭い造り込み。地鉄は小板目杢交じりで良く練れて詰み、少しく肌立つ。刃文は匂口明るく冴えた小湾れ調子の互ノ目乱れで、焼頭に細い足が複数入って互ノ目を細分化している。物打辺りから焼きなましが施されており、現在の研磨状態では少し見辛いものの、然るべき観賞用研磨を施すことでもう少し見易くなります。
 
附属の九八式陸軍刀拵は外地へ持参された形跡が無く、ほぼ未使用の良い状態で、鉄やアルミ鞘が多く経眼される陸軍刀に於いて、本刀の拵は木地に本漆による石目塗が施された高級品で、柄頭には桔梗紋が据えられています。金具は全て132番揃。完璧なるオリジナルです。
※塗に乾燥による罅割が二ヶ所見られますが、殆ど気にならない程度の物です。
 
裸身重量684グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,052グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です