(菊紋)近江守源久道造

(菊紋)近江守源久道造
(菊紋)近江守源久道造
– Omi no kami Minamoto Hisamichi –
 
初代近江守久道は俗名を堀六郎兵衛と称し、寛永3年江州野州郡に生まれ、上京して二代伊賀守金道の門人となり、三品姓を許されて久道と銘し、寛文2年(1662)37歳にて近江守を受領し、近江守久道家を創設しました。
伊賀守来金道、丹波守吉道、粟田口近江守忠綱、越中守正俊と共に京五鍛冶の一人として名を連ねる名工で、茎には十六葉の菊紋を鏨り、二代久道代作には枝菊紋を鏨るとされています。
 
この刀は反り浅く元先の差が開いた寛文新刀体配で、鋩子が延びているのは後の研磨によってであろう。逆にそれた鋭さを加味しており、小板目肌流れて柾がかった地鉄に、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目に小互ノ目、互ノ目丁字を交え、乱れの谷には太い足が頻りに入り、刃縁には微細なる砂流ごころの働きが見られ、鋩子は直ぐに丸く返っています。
 
裸身重量642グラム。

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