備州長船助光

備州長船助光
– Bishu Osafune Sukemitsu –
 
 
室町期の備前助光は、應永頃のものを初代とし、永享、文明、永正、天文と五代に渡り確認されています。
本刀は姿体配から三代あたりと思われ、元先の幅差頃好く開いて中切先やや延びごころ。地鉄は杢目がよく練られて柾交じり、淡く乱れ映りが立ち、刃文は匂口は匂本位の直刃調小乱れで、足盛んに入り小互ノ目小丁字を成し、砂流盛んにかかり、刃縁と刃中の変化に富む様は、あたかも鎌倉期の古名刀を見るかのようです。帽子は表はやや焼崩れ、裏は直ぐに焼きたっぷりと先丸く返っています。茎を見ると時代の変遷に伴って茎反りを伏せた形跡が見られ、本刀の歴史を物語っています。
指表元の方に鍛筋が見られますが、美術補修研磨にて目立たなくさせることが可能ですので、是非とも再研磨を施してお楽しみ下さい。
※白鞘の鞘尻部分に一部糊付剥離がございます。柄にガタツキがございます。
 
裸身重量654グラム。
 
 
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