高羽弘宗作 平成十年六月吉日

高羽弘宗作 平成十年六月吉日
– Takaba Hiromune –
 
 
本名、高羽弘。昭和29年10月5日生まれ。父、高羽誠より作刀を学び、新作名刀展では昭和53年に初出品で入選して以降、特賞1回、優秀賞2回、努力賞4回を受賞している現在の関鍛冶を代表する実力派の刀匠です。
 
この刀は元先の幅差が目立っては開かず、先幅広めの豪壮な造り込み。表裏に刀樋を掻き、表には腰樋を添えている。地鉄は小板目肌よく練れて詰み、地景入り、地沸付いて精美。刃文は湾れ調子に互ノ目と丁字を交えた乱れ刃で、刃中足入り、刃肌に絡んだ複雑な変化に富んだ働きを見せ、金筋、稲妻入り、砂流かかり、物打より先では飛焼も交えた賑やかな出来口を示し、帽子は砂流顕著にかかりつつ乱れ込丸く返っています。バランスは中程から手元重心で手持ちが良い。
※弘宗刀コレクター旧蔵品。美術観賞用として鍛えられた出来良い作品です。元研磨状態は刃取りが固く感じられるので、化粧直しを施すと更に本刀の良さを引き出せるでしょう。
 
裸身重量913グラム。
 
 
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