津田越前守助廣 延宝二二八月日

津田越前守助廣 延宝二二八月日
– Tsuda Echizen no kami Sukehiro –
 
 
平造庵棟。地鉄は小板目肌よく練れて少しく肌立ち、地景入る。刃文は匂口明るく締まった直刃で、帽子は直ぐに丸く返っており、これと言った鍛錬疵は無いため、研磨を施す価値は充分あります。
当然のことながら助廣銘に関しては首肯できませんが、江戸時代には本物の助廣として相当大切にされてきた様子が、附属する藍鮫研出刻鞘や、元来は金または銀の着せであったはばきから窺えます。鞘は栗形と角製鐺が欠落しているだけで、他は傷みが無く頗る健全。銘を潰して無銘にし、鞘を修理して新たに出鮫の柄前を誂えて蘇らせたい一刀です。
 
裸身重量167グラム。
 
 
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