加藤壽命
– Kato Toshinaga –
本名、加藤善之助。戦前戦中に数多の軍刀を鍛えた関の刀鍛冶です。終戦と共に刀匠を廃業したため、戦後の作品を見ることはありません。
この刀は元先の幅差頃好く、重ね厚目で切先延びた力強い姿。安来鋼等の俗に言われる洋鉄を用いた作品のようで、地鉄は無地で細かな地景が見られる。刃文は匂口明るく冴えた中直刃仕立てで所々緩やかに小さく湾れ、帽子は直ぐに先大丸で返りは一文字となる。
附属の拵には柄にガタツキも無くしっかりしており、鞘から払って構えてみると、刀身中央から手元にかけての重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせます。
裸身重量802グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,075グラム。
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