刀 濃州関住秀宗作 昭和甲寅年二月日 ~愛媛県から買い付けたうぶ出しの一刀!数少ない初代近江守久道門利重の一刀をこの機会に!~

濃州関住秀宗作 昭和甲寅年二月日
– Noshu Seki ju Hidemune –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1515/00.html

松原龍平。昭和5年生まれ。岐阜県関市住。十三代川島正秀、中田兼秀両刀匠に作刀を学び、新作名刀展の展覧会では数々の賞を受賞しています。

この刀は元先の幅差頃好く開いて切先延びごころ。地鉄は小板目よく練れて少しく肌立って地景入る。刃文は匂口明るく冴え、互ノ目や互ノ目丁字を焼き上げ、刃中には砂流や金筋が見られ、足、小足盛んに入り、鋩子は表裏共に乱れ込み、先丸く返っています。

手元重心でバランスが良い一刀ですので、拵に掛けると更にバランスが良くなり、扱い良い一刀になることでしょう。研磨状態も良好ですので、美術観賞刀としても申し分ありません。
現状渡しとは別に、店主町井勲監修の簡易武用拵と継木の新調渡しをご用意しました。黒正絹柄巻、黒蝋塗鞘、金具は勝虫図で統一した拵を製作致します。別途料金加算で革での柄巻きや、別注鞘塗りにも対応可能です。

裸身重量840グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 行長(国不明・新刀) ~当店にて研磨致しました!研ぎ上がったばかりの地刃の冴えをお楽しみ下さい!~

行長(国不明・新刀)
– Yukinaga –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1514/00.html

國不明行長と極められた行長在銘の刀。元先の差が開いた小切先の優しい体配は、武器であることすら忘れさせます。小板目柾流れの地鉄は少しく肌立ち、刃文は匂口沈んだ直刃を焼きあげ、金筋入る。俗に言われる甘斬れの一刀で、総体に柔軟な造り込み故に折損し辛いものとなっています。鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返っています。焼き出し部を見ると磨り上げ物のような印象を受けます。
うぶ出しにて買い受け、当店にて研磨を施し保存刀剣鑑定書を付けました。研ぎあがりの清々しい、一切手をかける必要がない美術鑑賞刀を、是非この機会にお求め下さい。中心の味も抜群。手元重心でバランスが非常に良いので、手にした印象では更に軽く感じられます。

刀 薩州住正良 安永五申二月日 ~薩摩新々刀を代表する名工の作品を是非この機会に!!~

薩州住正良 安永五申二月日
– Sasshu ju Masayoshi –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1512/00.html

薩州住正良は二代である伊地知正良の子で、享保18年(1733)生まれ。名は伊地知右衛門と称し、薩州住正良、薩摩官工平正良、伯耆守平朝臣正幸などと銘を切ります。
二代正良に鍛刀の技を学び、波平伝と相州伝の鍛造を習得し、父没後は三代目を継いで正良と名乗ります。天明四年(1784)に薩摩藩工に命じられ寛政元年(1789)十二月一日、奥大和守元平と時を同じくして「伯耆守」を受領し、「正良」の名を嫡男に譲って、自らは正幸(刻銘、伯耆守平朝臣正幸)と改めました。文政二年、八十七年の長寿で没するまで地道に鍛刀を続けて刀剣鍛練の著書を記し、多くの弟子を教育。数多の功績を残したことで江戸の水心子正秀と共に並び称賛され、父祖に優る才量を示し、元平と共に薩摩新々刀を代表する刀工で共に双璧と称される名工です。

この刀は元先の幅差が開き、中切先やや延びごころで、表裏に刀樋を丸留とし、地鉄は板目が柾に流れて地沸が付き、地景入り、刃文は沸出来の湾れ刃が匂深く荒沸が盛んについて冴えており、砂流し、金筋を交え、薩摩の芋蔓と称される独特の太い金筋が看取され、鋩子は直ぐ調にやや湾れごころを交えて焼詰となり、薩摩新々刀の双璧と云われた名工振りを発揮した出来口を誇っています。
磨り上げられていることのみが只々惜しまれますが、美術鑑賞刀としては申し分ない優品です。

裸身重量728グラム。
※委託品

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 (菊紋)近江守源久道造(初代) ~初代近江守久道の特別保存刀剣鑑定書付きの名品!お買い得価格です!~

(菊紋)近江守源久道造(初代)
– Omi no kami Minamoto Hisamichi(1st Gen) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1511/00.html

初代近江守久道は俗名を堀六郎兵衛と称し、寛永3年江州野州郡に生まれ、上京して二代伊賀守金道の門人となり、三品姓を許されて久道と銘し、寛文2年(1662)37歳にて近江守を受領し、近江守久道家を創設しました。
伊賀守来金道、丹波守吉道、粟田口近江守忠綱、越中守正俊と共に京五鍛冶の一人として名を連ねる名工で、茎には十六葉の菊紋を鏨り、二代久道代作には枝菊紋を鏨るとされています。

この刀は反り浅く元先の差が開いた寛文新刀体配で、鋩子が延びているのは後の研磨によってであろうか。逆にそれが鋭さを加味しており、小板目肌流れて柾がかった地鉄に、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目に小互ノ目、互ノ目丁字を交え、乱れの谷には太い足が頻りに入り、刃縁には微細なる砂流ごころの働きが見られ、鋩子は直ぐに丸く返っています。
※委託品

裸身重量642グラム。

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 金剛丸(新々刀海部) ~簡易武用拵製作可能!手持ちバランスよい一刀です~

金剛丸(新々刀海部)
– Kongomaru(Shinshinto Kaifu) –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1510/00.html

海部鍛冶は阿波徳島の海部師久を祖として幕末まで幕末まで栄え、江戸時代には蜂須賀家のお抱え工とし徳島城下で活躍した一派です。 作品の多くは片切り刃造で沸出来の物が多く、阿州住某等と銘を切り、刀身銘が多々見られ、棟を鋸刃に仕立てた物も現存します。

この刀は元先の差程好く開いて帽子はフクラ付き、地鉄は小板目よく練れて少しく肌立ち、地景入る。刃文は匂口明るい直刃調で刃縁や刃中に砂流、金筋、湯走等が見られ、帽子は直ぐに返り短く返る。
茎が長くしっかりとしているため、手持ちはランスは手元重心で良く、作者銘は切られていないが、大きく力強い鏨使いで『金剛丸』と号が切られています。付属するはばきは四分一無垢のようで、贅沢な仕様になっています。

当店在庫の空き鞘にピタリと納まりますので、柄だけ造れば拵が完成します。簡易武用拵で宜しければ66,000円(税込)にて拵が完成致しますので、お気軽にご用命下さい。
委託販売依頼者が換金に急ぐとのことで、かなりお安くご紹介致しますこの機会をお見逃しなく!!

裸身重量862グラム。
※委託品

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀 三品但馬守兼光 ~摂津國尼崎藩工の豪壮な一刀! 委託販売依頼者の御都合により、換金を急ぐため、うんとお安くなりました!今がチャンスです!~

三品但馬守兼光
– Mishina Tajima no kami Kanemitsu –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/1509/00.html

本工の兼光は江戸中期に槌を振るった刀工で、尼崎藩工として活躍しました。銘鑑によると享保と寛延にそれぞれ同銘の兼光が確認でき、本刀は寛延頃に活躍した兼光と鑑せられます。

この刀は元先の幅差頃好く開いて切先延びごころ。地鉄は小板目肌良く練れて詰み、粕立った大肌風の肌を交え、刃文は中直刃調に互ノ目足を盛んに交え、刃縁に湯走風の働きを見せ、鋩子は直ぐに先丸く返っています。

委託販売依頼者が換金に急ぐため、かなりお安くご紹介致しますこの機会をお見逃しなく!!

裸身重量870グラム。
※委託品

各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

直心子正弘 万延元年八月日(稚児刀)

直心子正弘 万延元年八月日

直心子正弘 万延元年八月日
– Jikishinshi Masahiro –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/775/00.html

復古刀理論で日本刀史に大きな足跡を遺した水心子正秀の技術と作刀理論は、息子貞秀(二代正秀)、孫である水心子正次、さらにその子である川部儀八郎秀勝(三代正秀)と受け継がれました。この直心子正弘は三代正秀の門人で、奥州二本松藩士であり、姓を田子といい、功あって駿河守を任官。更には師より直心子の号を下賜され、水心子一門の陸奥介弘元が仕えた陸奥国二本松藩に抱えられ、万延、文久、慶応の年紀作を遺しています。

この刀は刃長こそ脇指寸法ですが、写真でもお判り頂けるように刀をそのまま子供用の縮尺した物で、俗に稚児指または元服指等と呼ばれる刀です。
地鉄は鎬地を細かな柾、広く取られた平地を小杢目肌に鍛え、刃文は互ノ目乱れを焼き上げ、鋩子は表は直ぐに裏は横手で互ノ目を焼いて先直ぐに丸く返っています。
※白鞘指裏の鳩目欠。

裸身重量241グラム。

播磨大掾藤原忠國

播磨大掾藤原忠國

播磨大掾藤原忠國
– Harima Daijo Fujiwara Tadakuni –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/774/00.html

忠國は初代忠吉の弟である吉家の子で、名を橋本六郎左衛門と言いました。初名は廣則。寛永11年に播磨大掾を受領し、忠國と改名します。はじめ播磨大掾の磨を摩と刻銘します。寛永頃から寛文にかけて作品が残されています。老後は播磨入道休鉄と称しました。播磨大掾藤原忠國、肥前住播磨大掾藤原忠國、肥前住播磨入道藤原休鉄などと銘切りしました。彼は肥前国の脇肥前と呼称される一派の中でも特に抜きん出た存在であり、虻の目と言われる独特の互の目刃を焼くことで有名な刀工です。

この脇指は身幅重ね尋常で元先の幅差程好く開いて切先延びごころ。地鉄は小板目極めて精緻に詰み地沸付いて小糠肌となり、細かな地景微塵について元の方には淡く映りが立ち、刃文は匂口明るい直刃を焼き上げ、小沸出来で匂深く、刃先に向かって匂口が煙込まずプツリと切れたような様は、あたかも肥前忠吉や忠廣を見るが如くで、刃縁には繊細なる働きが顕著に見られます。鋩子は表裏共に先焼きたっぷりと丸く返っています。

裸身重量575グラム。

粟田口一竿子忠綱 元禄十三年二月日

粟田口一竿子忠綱 元禄十三年二月日

粟田口一竿子忠綱 元禄十三年二月日
– Awataguchi Ikkanshi Tadatsuna –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/773/00.html

委託販売預かり品につき、忠綱銘に関しましては真贋保証ございません。個人的には偽銘と考えます。しかしながら作域は非常に面白く、皆焼で珠追い龍を表す斬新な発想が大変興味深い作品ですので、無銘の変わり出来珍品脇指としての評価額を提示させていただきました。
随所に見える皆焼の飛焼は龍の鱗を表しており、指表の元の方に宝珠。その上刀身の中ほどより下辺りに龍の足と爪。指裏の元の方に宝珠。同じくその上刀身の中ほどより下辺りに宝珠に爪を伸ばす龍の顔が看てとれます。

裸身重量614グラム。

無銘稚児刀

無銘稚児刀

無銘
– Mumei –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/291/00.html

鎬造りの愛らしい短刀です。地鉄は小板目少しく肌立ち、刃文は直刃。鋩子は直ぐに丸く返っています。体配的に稚児指の大小刀の小として鍛えられた物でしょう。
これから刀剣趣味を始められる方や、お子様の御守刀をお探しの方にお薦めの一刀です。

裸身重量55グラム。