無銘 ~柄新調済み! 女性、少年、短寸の武用刀をお探しの方向け~

無銘 ~柄新調済み! 女性、少年、短寸の武用刀をお探しの方向け~
無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/724/00.html

大東亜戦争時、軍刀として鍛えられた刀で、元は在銘であったものを無銘にされています。
疵は無く、明るく冴えた尖り互ノ目を焼き、所々に三本杉風の刃を交えた作品で、当店にて柄を新調致しました。
女性や少年用、または短寸の刀で居合や抜刀の稽古をされる方に真向きです。

裸身重量739グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,074グラム。

純武用刀 刀心

純武用刀 刀心
刀心
– Toushin –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/723/00.html

畳表を斬るだけだから安い刀でいい。
斬るだけだから安い研ぎでいい。
日頃からそのような声をよく聞かされます…
お客様にはそう言った考えを根本から改めて頂きたく思います。
精査することなく激安の中古車を買うと、あちこち修理しなければならない箇所が頻繁に出てきて、かえって高くつくものです。
これは武用に用いる刀にも言えること。長年居合を研鑽してきましたが、居合や抜刀を嗜む方の殆どが武用刀の選び方を御存知在りません。
床の間飾りの観賞用ならいざ知らず、実用刀こそ吟味が必要!!
刀身に曲がりや捩れ、柄に捩れはないか? 柄に対して刀身が真っ直ぐに入っているか? 研磨は表裏肉置が同じか? このように精査すべき点が多々あります。
百均のカッターと有名メーカーのカッターとでは、切れ味に大きな差があるように、試斬稽古に使う刀だからこそ、しっかりとした下地研磨が必要です。

刀心店主 町井勲がプロデュースする武用刀『刀心』は、上記の厳しい条件をクリアした刀です。
粘りある地鉄、刃毀れしにくい強靭な刃。まさに武術修業者が探し求める理想の刀。
製作にはかなりのコストがかかっていますが、模擬刀の拵を転用し、居合用研磨を施すことで廉価での御提供を叶えることができました。
居合、試斬抜刀用の刀をお探しの方、一生涯使っていただける武用刀『刀心』は、トータル的に見て頂くと確実に安い買い物だと実感頂けますので、是非この機会に本物の吟味された最上の武用刀を御入手下さい。
※中間部の匂口が眠く、写真では広範囲に渡る匂切れのように見えますが、しっかりと焼きが入っていますのでご安心下さい。柄に若干の癖が見られます。御希望の方には3万円(税別)にて本手造りの柄を新調致します。

裸身重量837グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,116グラム。

濃州関信光作

濃州関信光作
濃州関信光作
– Noshu Seki Nobumitsu –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/722/00.html

作者である信光は小島正勝の門人で、大東亜戦争時、軍刀を数多く鍛えました。

この刀も戦中に鍛えられたもので、直刃調に小湾れを交えた刃取りに、尖りごころの互ノ目を焼いた作品。姿は元先の差が少ない先幅広めの頑丈な造り込みで、鍛錬疵は無く、匂口は沈みごころとし、使用時の折損を抑止せんとする信光刀匠の智慧が活かされています。
付属する拵の鞘には、当店にて栗形下まで鮫を巻いて研ぎ出し、抜き打ち稽古に適したものに加工致しました。約二尺二寸と短寸ではありますが、居合、抜刀の稽古では存分に働いてくれることでしょう。

裸身重量678グラム。  拵に納めて鞘を払った重量880グラム。

刃文が二重三重と重なった奇抜な短刀

奇抜な刃文の短刀
無銘
– Mumei –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/161/00.html
ややフクラが枯れた姿に重ね厚目の頑丈な体配。小板目肌が詰んで無地風となり、地沸厚くつく。焼き出しに沿って棒映りが立ち、先に行くに従い強く沸づいて匂口が広い互ノ目を形成する。刃文は焼刃明るく冴え、焼き出し部は特に匂口が締り、足よく入り、総体に刃文が二重、三重と重なったある種奇抜な出来口です。
白鞘には骨を使って合口拵風に仕上げられており、そのまま塗りをかければすぐに合口拵が出来上がる状態。お好みによって栗形や返角を付けるなど、貴方好みの拵にしあげてみるのも一興です。

裸身重量241グラム。  柄とはばきをつけた重量296グラム。

刀心 ~町井勲・藤安将平監修 武用刀~

刀心 ~町井勲・藤安将平監修 武用刀~
刀心
– Toushin –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/698/00.html

畳表を斬るだけだから安い刀でいい。
斬るだけだから安い研ぎでいい。
日頃からそのような声をよく聞かされます…
お客様にはそう言った考えを根本から改めて頂きたく思います。
走ればいいから。そんな軽い気持ちで激安の中古車を買うと、あちこち修理しなければならない箇所が頻繁に出てきて、かえって高くつくものです。
これは武用に用いる刀にも言えること。長年居合を研鑽してきましたが、居合や抜刀を嗜む方の殆どが武用刀の選び方を御存知在りません。
床の間飾りの観賞用ならいざ知らず、実用刀こそ吟味が必要!! 刀身の曲がりや捩れ、柄に捩れはないか? 柄に対して刀身が真っ直ぐに入っているか? 研磨は表裏肉置が同じか? このように精査すべき点が多々あります。
百均のカッターと有名メーカーのカッターとでは、切れ味に大きな差があるように、試斬稽古に使う刀だからこそ、しっかりとした下地研磨が必要です。

刀心店主 町井勲がプロデュースする武用刀『刀心』は、町井勲と藤安将平監修の下、上記の厳しい条件をクリアした刀です。
粘りある地鉄、横手もピシッと立てた美術鑑賞用上研磨に相当する最上の武用研磨は、刀身を凜と引き立たせるだけでなく、この刀の斬れ味を最大限に引き出します。
製作にはかなりのコストがかかっていますが、模擬刀の拵を転用することで廉価での御提供を叶えることができました。
居合、試斬抜刀用の刀をお探しの方、一生涯使っていただける武用刀『刀心』は、トータル的に見て頂くと確実に安い買い物だと実感頂けますので、是非この機会に本物の吟味された最上の武用刀を御入手下さい。
精美な地鉄、ふわりと柔らかい感じの明るく冴えた匂口、この刀、大業物です。

裸身重量781グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,064グラム。

濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日 ~岐阜県無形文化財保持者~

濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日 ~岐阜県無形文化財保持者~
濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日
– Noshu ju Kaneshige –
 
本名後藤良三。岐阜県重要無形文化財保持者。大正15年生まれ。岐阜県関市在住で師は渡辺兼永刀匠。
特筆すべき疵欠点無く、先幅広めでフクラが枯れた豪壮且つ鋭い造り込み。小板目肌が良く練れて詰み、刃縁柾流れ、匂口明るい互ノ目乱れを焼頭丸く焼き連ね、総体に砂流顕著にかかり、金筋交える。
 
附属の肥後拵は、気が効いた桜花図の縁頭・鐔・鐺の揃い金具を用い、鞘は絢爛なる若狭塗。綺麗な拵ですが鞘は栗形より下の刃方の口が開いています。
修理可能ですが塗りが変わってしまう可能性があります。新たに鞘を新調されても良いですし、既成品の合わせ鞘も合いそうですので、それを転用してお使い頂くのも良いでしょう。
 
比較的安価販売で有名な他店でも、同工作品に58万円の値がついていましたが、今回は超破格値で御案内致しますす。この機会を逃さないで下さい。
 
裸身重量865グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,145グラム。

値切り

刀剣を購入しようとされるなら、値切りをしてはいけないと、度々このブログでも書いてきました。

生活雑貨とは異なるのです。

刀剣は今の時代において、生活に絶対必要なものではなく、贅沢品に他なりません。

 

今朝もパソコンを起動させ、お客様からのメールチェックをしていますと、76万円の値段をつけている刀に対し、60万円で取引して欲しいとありました。

 

ふざけるな! でございます。

 

76万を75万にして欲しいなんてかわいいものではありません。あり得ない値引き交渉です。

カチンときたので

 

当店は一切の値引きには応じておりません。

また、値引き交渉されるお客様とはお付き合い致しません。

 

と返信しました。

 

刀はそれぞれが一点物。ある程度の相場があるとは言え、同作者の作品でも厳密に言えば出来によって値段が大きく変わってくるものです。

私の店に限らず、他店におきましても、相場より高値がついている品は、店主の思いいれがあったり、それ相応に出来が良いものであったりします。

実物を見ずして値切り交渉は刀剣趣味人として最低の振る舞いだと肝に銘じてください。

高いと思われたなら諦めるか、どうしても諦められないのであれば、店主に相談にのってもらい、取り置きしてもらって資金を貯めるくらいの心構えなくして、どうして購入した刀を大切に扱うことができるでしょう?

自分自身で自分の愛刀の価値を下げるような愚行は慎みましょう。

刀剣購入の際にケチるお客様が、将来、その刀に錆が生じた時、正しくメンテナンスして下さるとは私には到底思えません。ですからそのようなお客様とのお取引はご遠慮させて頂きます。

 

商売も大切ではありますが、私は何よりも刀が大好きなので、刀剣のことを最優先に考えさせていただきます。

うぶ出し 無銘短刀

うぶ出し 無銘短刀
無銘
– Mumei –
 
南大阪の旧家より数振まとめて買い取らせて頂いた刀剣の内の1口です。
発見届けから登録審査まで、全て当店にて代行させて頂きました。市場に出るのは今回が初となる完全なるうぶ品で、薄錆に包まれ地刃が見えない状態であったものを、当店にて研磨致しました。
 
板目に杢交じりの地鉄には地景が入って肌立ち、総体に白い印象を与えます。刃文は焼き出しから始まり、腰より上で互ノ目を焼き、焼き頭には足が入って丁子風となっています。刃取りは表裏揃い、江戸後期に流行した冠落し造りとなっており、特筆すべき疵欠点はありません。
 
附属の拵は唐草に桜花と桐が金象嵌された一作金具で、幅の狭い細柄糸で撮み巻きにした上品な柄に、腰を千段とした黒萎革塗り鞘で、凹み等の傷は無く、大変綺麗な状態です。切羽とはばきは銀着せの高級品。無銘の短刀なれど拵の格は高く、身分が高い方の指料であったことを物語っています。
 
研ぎ上がり刀身ならではの深みある地鉄と、刃取りされたばかりで白く冴えた刃の絶妙なるコントラストをお楽しみ下さい。
 
裸身重量237グラム。  拵に納めて鞘を払った重量377グラム。

独創と独走 ~鬼才、刀匠藤安将平~

つい先程将平刀匠から電話が…

いつも明るい声なのに、なにやら重い雰囲気の声…

 

どうしました?

 

心配する私の声に

 

「凄いの出来ちゃった… 古備前だよ… 前回の作を越えちゃったよ…」

 

とのこと。

きたーっ!! 近頃は重い雰囲気の時は傑作が生まれた時になっています。

 

前回の作品の地沸は本当に見事で、刃の働きも荒砥で見える程だったのに、それを越えたって…

 

これまで様々な独創と研究を重ね、もう、今や現代刀匠の中では完全に独走状態の将平刀匠。

今晩徹夜で仕上げ、明日にはうちに向けて発送してくれるそうです。

ドラゴンボールの野沢さんの台詞ではないけれど、

「おらぁ、わくわくすっぞぉ~」

と叫びたい気分。

 

急ぎ研磨代や鎺、白鞘代を稼がなければ!!

 

将平最新作

上写真の太刀が今回話題にあげた将平最新作。

 

因みに下に掲げる写真は以前ブログにも書きましたが、将平刀匠からの依頼により、一晩徹夜で下地をした、とある名刀の写しです。中身はまだ披露致しません(笑

姿も出来も滅茶苦茶いいんですが、これを越える作が前回、今回と続いているそうですから、今後更なる領域に行かれることでしょう。

某名刀写しの将平

某名刀写しの将平

鎺も白鞘も最上級のものを誂えました。

研ぎあげるのが楽しみです!

 

将平作の刀剣を御所望の方は、お気軽に美術刀剣 刀心へお問い合わせ下さい。

toushin@nihontou.jp

刀剣趣味をこれから始められる方、お財布に優しい価格で室町時代の脇指を御紹介致します。

無銘
無銘
– Mumei –
 
室町時代後期に鍛えられた大磨上無銘の脇指です。
杢目鍛えに地景入り、肌立った地鉄に丁子交じりの互ノ目を焼いた作品。小疵がありますが古い時代の作品にはまま見られるものですからさほど気にはならないでしょう。研磨状態も良好で手をかけることなくお楽しみ頂けます。
これから刀剣趣味を始められる方で、まずは一振勉強用にと思われておられる方にうってつけの作柄と価格。立派な白鞘に銀二重はばきが装着されており、これだけでも価値あり!
一点物ですからお申し込みはお早めにどうぞ。
 
裸身重量533グラム。