刀 肥前國住遠江守藤原兼廣 ~脇肥前~

刀 肥前國住遠江守藤原兼廣

刀 肥前國住遠江守藤原兼廣 ~脇肥前~

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/570/00.html

 

兼廣は大和大掾兼廣の子で、元禄十一年に遠江守を受領しました。鍋島弥平左衛門嵩就の抱え鍛冶として活躍し、残された作品の数は少ないものの、いずれも良く出来た作品が多く経眼される脇肥前の名工です。

指表の地鉄は詰み、肥前刀らしい地鉄を表し、一方指裏は柾目主体に総体に肌立った表裏で異なる表情を楽しめる一刀。匂口は明るく冴えること見事で、直刃調に小湾れを交えて金筋を交え、指裏は特に刃縁に絡んで、あたかも刃縁を縫うが如く長く細い金筋が現れ、帽子の返りの留めは、忠廣に勝るとも劣らぬ一文字に綺麗に揃い、非常に上品。
上述の通り表裏で異なる表情を見せる点や、上士が好む短めの寸法等から、特別な注文にて鍛えた様子が窺えます。
中心千両との言葉にも相応しい中心と頗る健全な刀身にまずは目を惹かれる脇肥前の名刀です。

現状一部に薄錆やヒケが見られますが、現状でも地刃をご堪能頂ける状態です。
当店にて上研磨を施す予定で、研磨完了後は価格改定を致します。研磨前の今ならお求め易いので、今の時期を逃さないで下さい。

裸身重量761グラム。

脇肥前を代表する名工 肥前國廣

無銘(肥前國廣)

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/552/00.html

無銘(肥前國廣)

 

肥前國廣は初代忠吉の異母弟であり、門人でもあった相右衛門廣貞の長男で、名を橋本六郎左衛門と称した脇肥前を代表する刀工の一人。寛永から万治に至る年紀入りがあり、八十五歳という長寿を全うしました。
この系統は皆乱れ刃が上手で、特に國廣は廣貞の如く激しい乱れ刃を焼いて上手です。弟の播磨大掾忠國(初代)に比して作品数は極めて少なく希少であり、その技量は頗る高いことで知られます。
古来より切れ味の良さに定評があり、江戸期の著書「古今鍛冶備考」にも業物として記載され、『山田浅右衛門押型』所載の國廣は、『脇毛之辺、落可申候』と注記があります。

本作は身幅重ねしっかりとして反りは浅く、切先やや延びごころの体配で、良く練れて詰んだ小板目肌に互の目丁子を焼いた作品で、足盛んに入り、刃中には砂流が顕著に見られ、よく沸づいて冴えた匂口を示すなど、脇肥前の技量を余すことなく発揮しており、昭和26年の大名登録刀であることからも、その出来栄えと伝来の良さを窺がい知ることができます。

うぶ出しの一刀です。前所有者逝去後、長らく手入れされることなく眠っていたため、所々に薄錆があります。そのため研磨代金を考慮した価格で御案内させて頂く次第です。しっかりとした身幅と重ねに加え、二尺四寸余の刃長は観賞刀としても、居合の形稽古用としても魅力的な一刀。是非この機会に現存作品少ない希少な國廣を御入手ください。

裸身重量832グラム。

刀 肥前國住忠時作

刀 肥前國住忠時作
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/534/00.html
刀 肥前國住忠時作

肥前國住忠時作… 銘鑑を紐解くに該当する刀工は見当たりません。銘鑑漏れの脇肥前刀工でしょうか?
中心尻に向かってたなご腹ごころにすぼんでいることや、肥前刀工が大刀には太刀銘に銘切るのに対し、刀銘になっている点などが気になります。或いは肥前刀とは無縁の刀工でしょうか。
旧家からのうぶ出し委託販売預かり刀で、これまで未鑑定故に銘の真偽に関しては、然るべき鑑定機関に一任したいと思います。

本刀はよく練れた小板目肌に杢が顕著に現れた地鉄が少しく肌立ち、中直刃に小足交じり、総体的に刃縁が杢目に絡んで細かな変化が随所に見られ、反り程好く身幅重ねもしっかりとしており、切先やや延びた凛然たる姿が眼を惹く一刀です。

果たして新発見の脇肥前銘鑑漏れ刀工か、或いは別系銘鑑漏れ刀工か、御購入者様の手によって審査を受審されてください。

裸身重量860グラム。