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兼元 昭和26年大阪府大名登録刀
兼元 ~昭和26年大阪大名登録刀~
刀 兼元(額銘)
刀 兼元(額銘)
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/578/00.html
手持ちバランスが良く、肌立った地鉄に互ノ目を焼き、刃中には砂流や金筋などの働きが豊富に見られます。
附属の研出鮫の拵は、近年新調されたものですが未使用につき、非常に綺麗な状態です。上白鞘と継木も附属していますので、なんら手をかけることなくお楽しみいただけます。
※前所有者の方が30万円の予算をかけて新調された拵です。
4月末日までの期間限定特別価格での御案内です。この期間を超えますとこの価格では販売できませんのでお急ぎ下さい。
※兼元額銘の真贋につきましては真贋保証致しかねますので予めご了承下さい。
裸身重量682グラム。 拵に納めて鞘を払った重量964グラム。
刀 諸天田代大和守源朝臣兼信 萬歳美濃國安八郡神戸
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/565/00.html
兼信は南北朝より続く志津の末裔といわれ、室町期には善定派に受け継がれ新刀期に至っています。
この刀は数代続く兼信の中で、尖り互の目乱れ、三本杉を得意とする初代兼信の作で、大和守を受領した本工、田代(田城)初代は、通称源一郎、世に「源一大和」とも称される新刀美濃を代表する巧手で、源一兼元と同人という説もあります。二代兼信(角兵衛)も作柄は同様で三本杉を焼きました。二代以降は、茎尻がやや丸く、栗尻になるようです。
初代兼信は人気高い刀工で、大和守銘が切られるものは希少であり、その中でも特に長銘が切られた本刀は、兼信研究の上に於いても見逃すことができない価値ある一刀です。
平地を杢目、鎬地を柾目鍛えに、肌立った地鉄は美濃物ならでは。その精良な地鉄に匂口明るく冴えた湾れ調子の互ノ目を焼いています。厳しい尖り互ノ目三本杉の作風をしばしば経眼する田代兼信ですが、本刀は駆け出さんばかりに乱れの高低が大きく、総体に丸みを帯びた三本杉風の焼刃を構成しており、乱れの谷には沸筋絡んで砂流を呈し、初二代兼元に私淑した感が窺がえる作風となっています。
うぶ品ならではの珍しい兼信の良刀を是非この機会に御入手されてください。
裸身重量776グラム。