剣道のルール

先日御紹介したこの動画ですが、見ていると不思議で仕方ないのです。

私自身も剣道経験者ではありますが、剣道のルールがイマイチ理解できません。

確実に当っているのに「浅い」なんてことで一本にならなかったり、鐔競り合いの時に相手の竹刀がモロに首に当っていたりするのに、これは一本にはならない。

真剣で同じことをすれば、浅いなんてありえないと思うのです。鐔競り合いでの竹刀首当てなんて頚動脈切れてしまってますでしょう?

動画を見ていて私が一本だと思っても、審判は旗をあげない。

そう考えると戸山流の旗谷先生が主催されている“撃剣”の方がリアルですよね。

剣道と違って審判はおらず、あくまで見届け人であり、相手の刃が当ったかどうかは自己申告制というのも潔くて私は好きです。

スポーツ化された現代剣道より、足払いや体当たり、掴みもありの警察剣道の方が実戦的かと思うのです。

薙刀の妙手

12:06からの試合がとても見事。長柄武器の間合いをしっかりと維持し、無駄な動きが無く、デンと構え、一撃必殺の打ち込みで決めている。一本目の胴を打った後、自分の打ち込みが正確かつちゃんと一本取っていることを悟っているから、面を打ち込まれても防御すらしない。

本当に巧い!

久々に見ていて気持ち良い試合を見せていただきました。