大磨上無銘 ~鎌倉期まで遡りそうな掘り出し物!?~

大磨上無銘 ~鎌倉期まで遡りそうな掘り出し物!?~無銘
– Mumei –
 
大きく磨り上げられた鎌倉時代は下らぬと思われる太刀。現状では素人による錆を落とした箇所やヒケ等が目に付きますが、姿が美しい一刀です。
 
刃文は小乱れ。匂口は深く、悪い表現をすれば染みた匂口と言えますが、古名刀には本刀のような刃もしばしば見られます。特段硬い感じの刃が見られるので、古い時代の再刃の可能性も否定できませんが、製作年代はかなり遡ると思われます。
本刀のような再刃臭い出来の刀に研磨を施し、保存審査を受審したところ、波平で保存刀剣鑑定書が交付されたこともかつてありますので、むげに再刃物と決め付けず、研磨を施し、ダメ元で保存審査を受審頂きたく存じます。
 
研磨代やはばき製作費を考慮し、格安で御案内致しますので掘り出し物をお探しの方、吉と出るか凶と出るか、是非チャレンジされてください。
 
※研磨・保存刀剣審査を当店にてお任せ下さる方のみ御購入頂けます。
 
裸身重量628グラム。