無銘室町中期の片手打ち古刀 ~附 朱塗鞘打刀拵~

無銘室町中期の片手打ち古刀 ~附 朱塗鞘打刀拵~
無銘
– Mumei –
 
純然たる杢目鍛えに直刃を焼いた室町中期頃の片手打の古刀で、中心の形状などからも末備前辺りではないかと鑑られます。指裏元の方の棟角に刀疵が在り、実際に戦いを生き抜いた一刀です。
附属の朱塗鞘打刀拵は、突兵拵を思わせる大振りの鐺金具がついた丸型で、鞘の途中には胴金が付き、栗形と鯉口も宣徳(真鍮)にて一作で造られた、実戦想定の強固なる拵で、鐔も切羽も拵製作当時からのオリジナルで貴重。保存刀装審査を是非御受審頂きたく思います。
 
お求め易い低価格にて御案内致しますので、この機会にコレクションにお加え下さい。
 
裸身重量525グラム。  拵に納めて鞘を払った重量748グラム。

防州清忠 ~室町中期の片手打ち体配~

防州清忠 ~室町中期の片手打ち体配~

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/353/00.html

 

二王一派、清忠の作。清忠同銘が複数いる中、防州清忠と銘切る清忠は、銘鑑を紐解くに室町中期文明頃に一人、天正頃に一人確認できます。

室町時代中期の片手打ちの寸短い打刀として鍛えられたもので、疵気こそありますが、地鉄自体は非常に良く練られた杢目鍛えに淡く映りごころが現れ、明るく冴えた直刃は匂口が締まり、地鉄に影響されることなく、真っ直ぐに焼き上げられた完成度の高いものに仕上がっています。清忠の作品は少ないため希少。室町中期を代表する体配を留めるこの脇指は、日本刀の時代変遷を学ぶ上に於いても非常に良い資料です。

4月末日までの期間限定特別価格をお見逃し無く!

裸身重量494グラム。