刀 濃州関住兼一 ~室町時代後期永禄頃の美濃刀工~

刀 濃州関住兼一

刀 濃州関住兼一

http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/katana/541/00.html

 

兼一は室町時代後期の永禄頃に美濃國で活躍した刀工です。

この刀は、切先延びた鋭い姿に杢目肌練れてよく肌立ち、刃縁に映りごころが見られ、匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼き、尖りごころの刃交じり、刃中には金筋や稲妻が見られ、刃縁には砂流や乱れの谷を繋ぐように沸筋が連なり、帽子は激しく掃き掛けて沸付き、火炎となった迫力ある出来口です。

附属する黒塗鞘半太刀拵の縁頭には、唐草と菊紋があしらわれており、鞘の柏葉や石突金物には、赤銅地に波濤が丁寧に容彫されています。

内外共に認定書付きのうぶ在銘の末古刀の優品。お早めにお申し込みください。

裸身重量683グラム。 拵に納めて鞘を払った重量986グラム。