越前大掾源國定
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/tantou/138/00.html
國定は國重に代表される水田派の刀工で、師である國重同様に大きく刃上がりの中心尻に、短寸ながらも大粒の沸で構成された迫力ある刃文が見所。
附属の拵は保存状態が良く、蛇皮を思わせるような菱目模様に青貝を散らした変わり塗りで、鉄製の割笄と共小柄も欠けることなく附属しており、金着せのはばきを装着した豪華な造り込みから、上士族の懐剣として大切に伝えられたことが窺がえる逸品です。
広島尾道のコレクター旧蔵のうぶだしの一刀。