濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日 ~岐阜県無形文化財保持者~

濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日 ~岐阜県無形文化財保持者~
濃州住兼成作 昭和六十二年十一月吉日
– Noshu ju Kaneshige –
 
本名後藤良三。岐阜県重要無形文化財保持者。大正15年生まれ。岐阜県関市在住で師は渡辺兼永刀匠。
特筆すべき疵欠点無く、先幅広めでフクラが枯れた豪壮且つ鋭い造り込み。小板目肌が良く練れて詰み、刃縁柾流れ、匂口明るい互ノ目乱れを焼頭丸く焼き連ね、総体に砂流顕著にかかり、金筋交える。
 
附属の肥後拵は、気が効いた桜花図の縁頭・鐔・鐺の揃い金具を用い、鞘は絢爛なる若狭塗。綺麗な拵ですが鞘は栗形より下の刃方の口が開いています。
修理可能ですが塗りが変わってしまう可能性があります。新たに鞘を新調されても良いですし、既成品の合わせ鞘も合いそうですので、それを転用してお使い頂くのも良いでしょう。
 
比較的安価販売で有名な他店でも、同工作品に58万円の値がついていましたが、今回は超破格値で御案内致しますす。この機会を逃さないで下さい。
 
裸身重量865グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,145グラム。

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