平正良 ~贅を尽くした小脇指拵~

平正良 ~贅を尽くした小脇指拵~
平正良
– Taira Masayoshi –
http://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/389/00.html

薩摩の正良は江戸中期元文頃の初代から享和に活躍した四代までを数える薩摩を代表する刀工です。
この脇指は残念ながら偽銘ではありますが、附属する拵は縁頭と鐔が肥後象嵌唐草図の一作物で鐔は英周在銘。目貫は美濃の蟷螂図、小柄小刀には信國美直金象嵌銘で、小柄袋は永壽在銘と、シンプルながらも贅を尽くした高級品。刀身よりも外装が高く評価される一刀ですが、床の間飾りにも、外装コレクションとしてもお薦めの逸品です。

裸身重量296グラム。  拵に納めて鞘を払った重量460グラム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です