濃州住源正静作 八月日
– Noshu ju Minamoto Masakiyo saku –
江戸後期の美濃の刀工。銘鑑漏れのためその名を書籍に見ることはできない珍品。そのため正静の正式な読み方も判っていませんが、恐らくはまさきよで良いかと判断しますが、他には「まさつぐ」「まさちか」「まさやす」とも読めるようで、裏年紀は年号等を切らずに、ただ八月日としているところも興味深い。
小疵はあるも匂口は明るく冴えており、細かな砂流等の景色も見られ、美術鑑賞刀として楽しめる作品。
銘鑑漏れであることからして、現存する作品数も極めて少ないと思われ、美濃刀の研究をされている方にお嫁入りさせたく切望します。
現状の研磨が金剛砥の砥石目を残すなど、頗る手を抜いた仕上げなので、美術鑑賞用の真面目な研磨を施し、大切に後世に伝え遺して頂きたく、研磨代を考慮した低価格にて御案内致します。
研磨工作の御用命は当店にお任せ下さい。
裸身重量484グラム。 拵に納めて鞘を払った重量723グラム。
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