兼定 ~美濃の名工による一刀~

兼定
– Kanesada –
 
兼定と銘切る刀工は多く、この脇指もいずれの兼定かは特定されていませんが、室町後期天文以降の作かと思われます。
中切先延びごころのがっしりとした造り込みで、棟の卸は頗る急。特筆すべき疵欠点はありません。経年によるヒケ及び物打より先に一部発錆が見られますが、研磨を施して頂ければ見違える保良くなります。
研磨の御相談はお気軽にどうぞ。
 
裸身重量446グラム。  拵に納めて鞘を払った重量628グラム。
 
 
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