無銘
– Mumei –
奈良の旧家からのうぶ出しの一刀で、当店にて柄巻きのみし直しました。
現状では茶色い錆に包まれ、全体の出来の様子は窺い知ることができませんが、窓開けした部分を見ると、匂口明るく冴えた様子が垣間見られます。
樋先は小鎬に迫っており、樋の形状からかなり古い時代の一刀であることが判ります。附属の拵は、縁と目貫が獅子図で揃えられ、二色織りの柄巻きが眼を惹きます。
まさに登録された平成19年の7月に買い取ったものの、研磨工作後に御案内しようと思っていたのですが、研磨諸工作が大変立て込んでいるため、現状のままでご紹介致します。
御購入後は是非とも研磨頂き、保存刀剣鑑定を是非御受審下さい。
裸身重量354グラム。 拵に納めて鞘を払った重量549グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。