新井一貫斎政幸作 昭和六十一年九月日

新井一貫斎政幸作 昭和六十一年九月日

新井一貫斎政幸作 昭和六十一年九月日
– Arai Ikkansai Masayuki –
 
本名、新井幸一。明治41年生。埼玉県岩槻市に住しました。無鑑査刀匠であった酒井一貫斉繁正の門人で、笠間繁継門の逸材として知られる刀工です。
 
小板目肌柾流れ、匂口明るい互ノ目乱れを焼き、刃中には砂流や金筋が顕著に見られる出来口です。
元々厚い鐔が装着されていたか、或いは少し短く使うために飲み込みが深いはばきを誂え直したようで、隙間を埋めるべく、切羽が四枚加算されています。そのままでも居合のお稽古に支障はございませんが、見た目をスッキリとさせたい場合は、切羽を造り替えるか、はばきを新調すると良いでしょう。
附属の拵は、縁頭と鐺、目貫は新作ですが、鐔は時代物が装着されています。
お求め易い低価格にて御奉仕致しますので、この機会をお見逃しなく。
 
裸身重量907グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,247グラム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です