上野大掾國益作 ~迫力ある乱れ刃~

上野大掾國益作 ~迫力ある乱れ刃~
上野大掾國益作
– Kozuke daijo Kunimasu saku –
 
國益は生国河内国八尾。大坂二代丹波守吉道の弟子で後に上野守吉國の養子となり、山内家お抱え鍛冶として活躍した刀工です。
 
この脇指は板目肌良く練れて詰み、匂口明るく冴えた互ノ目乱れを奔放に焼きあげた作品で、尖り互ノ目や互ノ目丁子、矢筈形の刃や飛焼を交え、刃中砂流かかり、大変賑やかな出来口となっています。
古研ぎで打粉をふんだんに使ってお手入れされていたため、現状では拭いボケし、地鉄の拭いと刃取が不明瞭となっていますので、是非とも再研磨頂いてお楽しみ頂きたく思います。
※未鑑定品につき、上野大掾國益銘に関しては真贋保証無しとさせていただきます。柄前は後家です。
 
裸身重量586グラム。  拵に納めて鞘を払った重量882グラム。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です