源範國造之 為梅津秀家重代 平成十八年五月吉日

源範國造之 為梅津秀家重代 平成十八年五月吉日
源範國造之 為梅津秀家重代 平成十八年五月吉日
– Minamito Norikuni –
 
本名、田中昇。徳島県にて槌を振るった刀匠で、師は水野正範。初め則範と銘しました。大業物として有名な源國次刀匠(田中俊二)の父であり、師でも有ります。
範國刀匠は自家製鋼にて地鉄を造り、刃味鋭い利刀を追求しており、その流れは御子息の國次刀匠に受け継がれています。
 
素人による錆落としのため、現状では非常に見苦しい状態ですが、特筆すべき疵欠点も見られないため、研磨を施せば美術鑑賞刀としても存分にお楽しみ頂ける一刀です。
現状でも小板目肌が良く練れた地鉄に、湾れ調子に互ノ目乱れを焼いているのが看取出来、刃縁には働きが盛んで砂流も顕著に見られます。
 
附属の拵は状態も良く、金具は春に因んだ図柄で統一されており、見た目にもスッキリしています。
当店にて研磨を施す前の今がチャンス!! 研磨後は掲載価格も当然ながらお高くなりますよ!!
 
裸身重量793グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,066グラム。

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