– Kawachi no kami Fujiwara Yuki(Cutting below) –
小板目肌良く練れて詰み、淡く映りごころある地鉄に、匂口明るく冴えた互ノ目を焼き上げ、所々に逆がかった刃や丁子がかった刃を交え、刃縁に荒沸付き、刃中よく足入り、砂流かかる。
付属の拵は近年天正拵を模して製作されたもので、柄の絞り(立鼓)が印象的で、裏革にて柄巻きがなされているため、握った際の手持ちが心地良く、素銅との呼称に相応しい赤く色揚げされた上手の素銅はばきも新調されています。
裸身重量758グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,047グラム。