於紀州浄長作(新刀)
– Oite Kishu Kiyonaga saku –
https://nihontou.jp/choice03/toukenkobugu/wakizashi/575/00.html
浄長は現存する作品が少ないためか、銘鑑を繙くに詳細なる活躍年代は不詳で、紀伊の刀工としか記載されていません。
この脇指はそんな浄長による数少ない作品で、小板目刃縁柾流れた地鉄はよく練れて詰むも部分的に肌立ち、沸本位の匂口は明るく冴え、匂深く、刃中よく沸え、飛焼を交えた互ノ目乱れは、どことなく濤瀾がかった作風を示しており、刃中には長い金筋が随所に見られ、躍動感に溢れています。
当店にて美術鑑賞用上研磨を施しました。数少ない浄長の傑出の作を、地刃共に清々しい状態にてお楽しみ頂けます。
裸身重量694グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1034グラム。
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