不詳(吉□) ~愛刀家の心をくすぐる一刀~

不詳(吉□)
– unknown –
 
 
二尺四寸九分近い刃長を誇る古い在銘の太刀。元は茎の反りももっと深かったであろうことが、茎反りを伏せた様子から窺えます。
地鉄は小板目杢交じって柾流れ、映りが立ち、刃文は柔らかい感じの中直刃を焼き、刃縁に地鉄に絡んだ細かな変化を随所に見せ、古雅な雰囲気を楽しめます。
佩表丸留の樋下に『□一七』と管理番号が切られており、元目釘穴の上に二字銘が見られるも、現状では判読が難しい状態ながら、一文字目は『吉』と読むことができそうです。
 
研磨、はばき、白鞘の新調と、この太刀を育てるにあたっては、時間と費用がかかりますが、古刀好きの愛刀家の心をくすぐる一刀。小鎬に迫る樋先も古式ゆかしく趣があります。購入者の手で愛情をかけて育ててください。
 
裸身重量746グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

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