三男の二代目修行

もう実子から二代目を… との夢は諦めようと思っていたのですが、中学を卒業し、高校生になったら、居合も刀剣の仕事もするという気持ちに変化はないとのことで、昨夜の稽古には三男がやってきました。

 

この日の稽古も袈裟について。

 

軽く奥居合立業をさっと流した後、ひたすら二人一組で袈裟の確認稽古です。

互いに向き合い、一方が角度を指定し、もう一方がその角度の通りに袈裟に木刀を振ると言うもの。

 

三男、本格的な袈裟の稽古を通じて、いかに袈裟が難しいものかを実感したようです。

袈裟構えの身体捌きはあらゆる方面で役立ちます。

後半は脇指での組居合形『逆手斬』の稽古を行いました。

この業は正しく袈裟の構えができるようにならないと活かすことができないものですから、袈裟構えの稽古と平行して行うのはとても良い形です。

ちょっとした護身術にもなるので、三男も門弟達も一生懸命稽古していました。

 

いつまでこのやる気が続くのかわかりませんが、諦めずにもう少しだけ、実子に二代目を継がすという夢を見たいと思います。

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