源国次作之 平成十三年春吉日

源国次作之 平成十三年春吉日
– Minamoto Kunitsugu –
 
 
源國次は徳島県在住の名匠で、試斬を嗜む方々の間ではよく斬れる利刀を鍛える刀工として有名です。父である範國の下で作刀を学び、自家製鉄にて鍛えられたその作品は非常に強靭かつ刃味良好と評判が高い。
 
この刀は元先の差が開かず、帽子は延びて大切先となり、手持ちの重量を削減すると共にバランス良く仕上げるために樋を掻いているので、これだけ豪壮であるにも関わらず見た目よりは軽く感じられます。
地鉄は小板目杢交じりで詰んで地沸付き、刃文は湾れ調子の互ノ目乱れで、刃縁には小沸が盛んに付き、刃中には、金筋を交えた砂流しが見られ、葉入り、刃中の働き盛んで躍動感溢れる出来口です。
 
附属の拵はこの刀のために誂えられた真面目な物で、目貫は虎図、縁頭と鐔に鐺は龍図。併せて龍虎を意識した物。鞘は抜き付けに適した石目塗りで、柄は親鮫を贅沢に一枚で着せ、柄巻きは革による堅牢な捻巻が施されています。白鞘と継木も附属していますので、しっかりとした保存・保管にも適しています。
迫力満点で刃味にも定評がある国次の利刀を是非この機会に御入手下さい。
 
裸身重量1,041グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,383グラム。
 
 
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