まるで日輪刀!? 総額500万円の日本刀で剣術の業と刀に出来る傷を検証!!

倣貞宗立子山住人将平作 平成八年十月吉日

倣貞宗立子山住人将平作 平成八年十月吉日
– Tatsugoyama junin Masahira(Imitate Sadamune) –
 
 
藤安将平刀匠は昭和21年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。
 
尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。
 
昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。
 
平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇指、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を造り上げる。地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。
 
近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、名物鶴丸國永や薬研藤四郎の復元製作にも取り組まれ、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。
 
古刀再現の第一人者として、また、鉄をも裁断する利刀を鍛えることでもその名が高い名工藤安将平。当店々主である町井勲とタッグを組み、真の実用兼美の名刀造りに今も勤しんでいます。
 
 
この刀は平成八年に鍛えられた将平による貞宗写しです。板目が肌立った地鉄には淡く映りが立って地景が入り、刃文は匂深い古刀ならではの柔らかさを感じさせる湾れ調子の互ノ目乱れで、刃中には刃肌に絡んだ渦巻き状の働きが見られ、長い金筋や稲妻、細やかなる砂流や打除が見られ、まさに古刀再現を掲げる将平刀匠の熱意が感じられます。
将平刀匠の作品は、戦があった時代、突然の大量発注にも応えることができるよう、如何に手際良く、短時間で鍛え上げるかと言う、武器としての古刀製作の世情も考慮した鍛刀法を用いるため、現在主流となっている疵が無い華やかな現代刀作品とは異なり、地鉄や刃に荒い部分が見られるのも特徴の一つ。そうした箇所が研磨によって現れる度に、古名刀の疵と比較しながら古い時代の鍛錬法を研究している。
本刀にも上述の通り、小疵や肌の荒い箇所が見られるが、それ故に出来は古刀そのもの。事実、将平の作品には鎌倉時代の作に紛れる物も存在する程です。
現在は疵の出方も鑑てとれるよう、素直な研磨が施されていますが、最上研磨にて小疵を目立たなく仕上げ直すことも可能。勿論地刃の冴えも変わります。※研磨代は50万円(税込)。上白鞘の新調も御希望の場合は58万円(税込)にて承ります。
18金辺りでしょうか。はばきは金無垢の贅を尽くした逸品が添えられ、その重さは59グラム。はばきだけでも30万円相当の価値があり、まさに宝刀、家宝として相応しい一刀です。
 
巾木金無垢 59g 何金かはわからない。
 
裸身重量644グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘

無銘
– Mumei –
 
 
小板目肌に匂口締まった直刃を焼いた作品。これから刀剣趣味を始められる方に、お求め易い低価格にてご紹介致します。。
 
裸身重量235グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

重光

重光
– Shigemitsu –
 
 
古刀期に重光と名乗る刀工数多存在し、いずれの重光なのかは然るべき鑑定機関に委ねたい。
小板目杢交じりの地鉄には地景が入って少しく肌立ち、匂口明るく冴えた湾れ刃を焼き上げ、乱れの山に足入り、刃縁には細やかな砂流や金筋が見られます。
うぶ在銘の古刀ですが、これから真面目に刀剣趣味を始められる方へ、お求め易い低価格にてご提供致します。ぞんざいに扱われず、どうぞ大切に御所持下さい。
 
裸身重量408グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘

無銘
– Mumei –
 
 
小板目肌良く練れて詰み、一部に綾杉がかった肌が見られる。刃文は直刃で匂口深く、刃中に金筋が見られる。
指表に銘を消した痕跡が見られ、仔細に見ると元々は宇多國次とあったように鑑せられます。室町中期には甲冑組討の際、いち早く短刀を抜き放って敵の急所を突くために、本刀のような六寸程の実戦向け鎧通しが数多鍛えられました。
本短刀は地刃の出来が良く、拵には銀無垢の五三桐紋金具があしらわれ、塗も凝った贅沢な逸品。出目釘は陰陽根仕立てになっており、鞘に傷み無く非常に状態が良く、下緒を通すための鐶は可動式になっています。
内外共に是非とも保存審査を御受審頂きたい逸品で、寸法的にも女性用懐剣、お子様の御守刀に最適です。
※審査前に茎を綺麗に整形し、錆付け工作を御希望される方はお気軽に御用命下さい。
 
裸身重量126グラム。  拵に納めて鞘を払った重量175グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

一文字天秀鍛之 ~内外共に鑑定書付き 見事な杢目肌~

一文字天秀鍛之 ~内外共に鑑定書付き 見事な杢目肌~
一文字天秀鍛之
– Ichimonji Amahide –
 
福本天秀は本名をは福本秀吉と言い、株式会社関日本刀鍛錬所に所属した刀工で、一文字天秀と名乗りました。活躍したのは昭和前期で、数多の軍用刀身を鍛え、その強靭さと刃味には定評があり、聖代刀匠位列に於いては、上工の列、大業物関脇格に列しています。
 
この刀は元先の差が目立っては広がらず、切先はやや延びて豪壮さを感じさせます。
杢目鍛えで緻密に練られた地鉄には、随所に地景が見られ、それはあたかも縮緬のよう。刃文は匂口明るく冴えた直刃調の互ノ目乱れで、尖り互ノ目交じり、焼頭に足が入って乱れの山を二分、三分とし、刃中や刃縁は地鉄に絡んで複雑な景色を見せ、金筋入った実に見事な出来口を示す力作で、肌物好きの方にはたまらないことでしょう。出来良い一刀ですので、余力がある方は是非とも上研磨を施して更なる地刃の妙をお楽しみ頂きたく存じます。
 
附属の拵は金具一作揃の半太刀拵で、重厚感があり、質実剛健の美を感じさせます。鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが頗る良く、柄にがたつきも一切無く良好です。
 
裸身重量707グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,091グラム。

無銘 ~二尺四寸八分六厘~

無銘 ~二尺四寸八分六厘~
無銘
– Mumei –
 
小板目肌良く練れて詰み、匂口は明るく、互ノ目乱れを焼き上げ、乱れの山に足を入れ、焼頭を二分、三分としている。刃中には砂流が顕著に見られ、然るべき研磨を施せば美術鑑賞刀としてもお楽しみ頂ける出来口です。
 
附属の拵は赤を基調とした変わり塗りで、割れは無いが刃方、棟方には補修痕が見られますが、しっかりとした補修がなされているので、御使用の上では特に問題はございません。柄に僅かに遊びがございます。御自身でも経木を貼って直せるレベルですが、当店にて補修御希望の方は5,000円(税別)にて承ります。
鞘を払って構えた際の重心は刀身の中程で、さほど重くは感じられないかと思います。二尺四寸八分。刀身にこれといった鍛錬疵も無い拵入りの真面目な刀がこの価格ならお求め易いかと存じますので、是非この機会にご検討下さい。
※居合等武用に御使用になられる場合は、時代ある古い柄を守るためにも、是非当店に簡易武用柄を御用命下さい。20,000円(税別)にてご用意させて頂きます。
 
裸身重量818グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,078グラム。

豊後住大和守藤原國行 ~菊図で統一された粋な拵~

豊後住大和守藤原國行 ~菊図で統一された粋な拵~
豊後住大和守藤原國行
– Bungo ju Yamato no kami Fujiwara Kuniyuki –
 
豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いことから、それらを平高田と称し、新刀期以降、藤原姓を銘切るようになってからは、藤原高田と汎称します。
古来より実用刀としての評価が高い一派で、武用刀として数多の武将に愛用されました。藤原高田の中でも、とりわけ大和守藤原國行は名工として名高く、時代は江戸の虎鉄や大坂の助廣、真改と同時代の寛文頃(1661年)の業物として著名であり、刃文は当時、肥前刀として一世風靡した近江大掾忠廣の如き匂口の深い直刃を明るく焼き上げることから、國行をはじめとした豊後刀の多くが、肥前刀の偽物に改竄された悲しき歴史もあるほどです。
 
この刀は小板目良く練れて詰んだ地鉄に地沸が付き、地刃の出来は頗る良く、匂口明るく冴えた互ノ目乱れを巧みに焼き上げ、刃中には葉が見られ、所々に大粒の沸が絡みつき、乱れの谷には吊り橋の如き沸筋が、乱れの山を繋ぐなど、見所ある出来口で國行の技量の高さを示す作品です。
現状では身幅、重ねを無駄に減らさぬよう、小錆を残したまま研ぎ上げられていますが、古研ぎとは言え、しっかりとした良い仕事の研磨がかけられています。余力ある方は再研磨を施して頂き、特別保存刀剣鑑定に挑戦なさってください。
 
附属の拵は金具を全て菊の図で統一した上品な品で、見た目にもスッキリとしていて気持ちが良く、鞘から払って構えてみると、手持ちのバランスがとても良く、片手操作にも適しています。
柄には少し遊びがありますが、目釘を差し込むと遊びがおさまります。完全なるがたつきの補修御希望の場合は、5,000円(税別)にて承ります。
※小錆を残したまま仕上げている関係で、物打辺りに極小の刃毀れのように見える箇所がございます。
 
裸身重量606グラム。  拵に納めて鞘を払った重量894グラム。

久光

久光
– Hisamitsu –
 
 
在銘の拵入り古刀です。小板目肌柾流れの地鉄には、直ぐ映りが立ち、刃文は湾れ調子の互ノ目乱れで、刃中には地鉄に絡んだ金筋が判然と現れ、細かな砂流が見られます。
現状では古研ぎのため擦れ傷が目立ちますが、地刃の観賞は可能です。御希望の方には5万円(税別)にて研磨承ります。
 
附属の拵には鐺金具が失われていますが、水牛製の鐺を付ける等してリメイク可能。拵に収めた際にはばき縁金の間に0.5~1ミリ程の遊びがございます。
時代検索すること、室町中期の検索結果が多かった
 
裸身重量182グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。