無銘

無銘
– Mumei –
 
 
元先の差が開き、反り深い優雅な姿。小板目肌が良く練れて詰み、細かな地景入り、刃文は焼き高く、沸本位の匂口明るく冴え、砂流や金筋顕著に見られ、大粒の叢沸が厚く付き、帽子も焼たっぷりと直ぐに丸く返る。
 
附属の拵は柄が傷んでいた為、当店にて武用柄を新調しました。鞘は青貝微塵散しの変わり塗りで格式高い高級品。鯉口付近にあまり上手ではない補修痕が見られますので、部分的に鮫を着せたり、部分塗り直しを施して頂ければ拵の格も更に上がることでしょう。
 
刀身も沸の華やかな出来口ですから、是非とも研磨頂きまして保存刀剣審査を御受審頂きたく思います。
 
裸身重量631グラム。  拵に納めて鞘を払った重量879グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

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