不明(兼貞)

不明(兼貞)
– □□□□□Kanesada –
 
 
元先の差が程好く開き、反り気持ち浅目。地鉄は杢目良く練れて詰み、刃方と鎬地柾がかって淡く映りごころ在り。刃文は匂口明るい互ノ目乱れで、刃縁に砂流が散見され、帽子は直ぐに先丸く返る。
茎が朽ち込んでいるため、はっきりと銘文を判読することができないものの、銘の末尾は『兼貞』と読める。特筆すべき鍛錬疵も無く、付属するはばきは造り込みから鑑て、元は金または銀を着せていたものであることが窺え、昭和26年大分県大名登録であることからも、本刀の来歴の良さがわかります。
古研ぎですが地刃の鑑賞には支障なく、このままお楽しみ頂けますが、余力ある方は是非とも研磨頂きまして、保存刀剣審査を御受審頂き、末永く御愛玩頂ければと思います。
 
既製品の鞘に納まりますので、簡易武用拵を66,000円(税込)にて製作可能です。
 
裸身重量832グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

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