鐔3点追加いたしました。

鐔3点追加いたしました。
今回、特にお値段頑張っております!
是非ご覧くださいませ。
 

短刀拵形密書入

短刀拵形密書入
– For secret message koshirae –
 
 
現存数少ない珍品です。一見短刀に見えるも、鯉口を切って抜いてみると… 手紙が入る作りになっています。江戸期の隠密行動等で使われた物でしょう。鞘は皺革包みの粋な仕上げになっています。
近年柄を巻き直されていますが、上手な柄巻きではないため、柄が野暮ったく見えてしまうのが残念。上手な柄巻師に依頼してしっかりとバランス良い柄前に仕立て直してお楽しみ下さい。
※上柄巻の御用命承ります。お気軽にどうぞ。
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

刀心

刀心
– Toshin –
 
 
元先の幅差程好く開き、延びごころの切先が鋭さを感じさせます。特筆すべき疵欠点無く、地沸厚く付いた地鉄は精美で、匂口深く明るい直刃調の緩やかな湾れを焼き上げ、鋩子は直ぐに大きく丸く返っています。
平成二十九年の作ですが、つい先頃研ぎ上がりました。
 
皆様にお求め易い価格で生涯使える武用刀を御提供致したいとの思いから、町井勲プロデュースの本刀を鍛え上げました。
研磨は居合用の手抜き研磨ではなく、下地もしっかりと手がけた観賞用クラスのものを施しましたので、観賞刀としてもじゅうぶん過ぎるほどお楽しみ頂け、居合の形稽古はもとより、刃筋確認のための試斬稽古にも存分にお使い頂ける一刀です。鞘を払って構えてみると、真ん中から手元よりの重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせます。
研ぎ上がりほやほやの本刀の地刃の刃味の冴えをご堪能下さい。
 
裸身重量854グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,142グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(文珠)- Mumei(Monju) –


無銘(文珠)
– Mumei(Monju) –
 
 
文珠とは江戸初期頃に活躍した紀伊の大和手掻系の刀工一派。初代の手掻包永は、般若の文殊菩薩の剣を鍛えた功により文殊四郎の名を与えられ、それ以降、手掻派は文殊姓を名乗り、本家は代々文殊四郎を襲名したと言われています。
同派からは南紀重國も排出しており、新刀然たる派手な刃文がもてはやされたこの時代に於いて、文珠派は大和伝を墨守した古雅な作品を数多く遺しています。
 
この刀は元先の幅差開き、反り浅く、中切先に結んだ寛文新刀体配で、地鉄は小板目良く練れて少しく肌立ち、地景入った地鉄に匂口明るい直刃を焼きあげ、鋩子は表裏共に直ぐに先丸く、長く焼き下げています。
特筆すべき疵欠点も無く、更には当店にて観賞用上研磨済みですので、御手をかけることなく研ぎ上がったばかりの地刃の冴えをご堪能頂けます。
 
附属の九八式陸軍刀拵は鉄鞘で、鐔や目貫の鍍金状態も程良く、通番号『69』揃いの完品。柄糸が傷んでいたため当店にて上柄巻きを施しました。個人で同諸工作を行いますと、ざっと26万円を超える高額のコストをかけております。是非この機会に研ぎ上がったばかり、上柄巻仕上げたばかりの手垢も付いていない清々しい一刀を御入手下さい。
 
裸身重量598グラム。  拵に納めて鞘を払った重量987グラム。
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(金高) – Mumei(Kanetaka) –


無銘(金高)
– Mumei(Kanetaka) –
 
 
室町後期永禄頃の美濃金高と極められた大磨上無銘の刀。たっぷりとした身幅と重ね、大きく延びた切先で風格ある姿は、南北朝期の古名刀の大磨上を想起させます。
腰元には戦いに於ける戦勝祈願として、草の倶梨伽羅龍と連台に剣と梵字の彫りが施され、見るからに武辺の者の指料であったことが窺え、見ためとは裏腹に手持ちバランスは手元から中程重心で扱い易さを感じます。
 
地鉄は小板目杢交じりで良く練れて詰み、刃文は互ノ目乱れ主体に互ノ目丁子や尖りごころの刃を交え、足入り、刃縁に様々な変化が見られ、金筋入り、細かな砂流かかり、帽子は表裏乱れ込んで丸く返る。
 
所々に白く変色したような小錆がございますが、現状でも地刃の御観賞は可能です。研磨代を考慮した価格で御案内致しますので、是非当店に研磨を御用命下さい。上研磨御用命の方には、研磨代の二割を当店が負担応援致します。
 
附属の拵に装着されている若芝在銘の鐔ですが、吾妻屋や橋の橋脚部分が立体的な造り込みとなった、手の込んだ仕事振りです。縁頭は漆黒の色良い赤銅磨地に綱に戯れる猿の図で、目貫は葵と梅の図柄。柄糸は上品且つ仕事が良い卯の花色の蛇腹巻きが施されています。はばきには高知の大名である山内家の土佐柏紋が指表面にのみ刻されており、伝来の良さを物語っています。
 
裸身重量803グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,124グラム。
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

土佐住瑞龍子貞弘造之 昭和六十一年七月日 – Tosa ju Zuiryushi Sadahiro –


土佐住瑞龍子貞弘造之 昭和六十一年七月日
– Tosa ju Zuiryushi Sadahiro –
 
 
南国高知の名工、岩本貞弘。島根にその人ありと知られた川島忠善(号 瑞雲子)に学び、陸軍受命刀工として槌を振った山村善貞の門人で、荒々しく沸づいた作風を得意とし、左行秀写しを鍛えさせると現代随一と言わしめました。
 
この刀は元先の幅差開き、中切先、反りが浅めの寛文新刀体配で、小板目肌よく練れて詰み、地沸付き、刃文は鎬に迫る程広く、荒々しい大粒の沸で互ノ目と互ノ目丁字を焼き上げています。
 
刃中には金筋や荒々しい砂流も看取され、帽子は表裏共に直ぐに丸く返り、一際明るい金筋を刃縁に焼き上げ、上述の通り、左行秀写しを得意とした貞弘の本領を遺憾なく発揮した、まさに沸の妙味と呼べる出来口を示しており、一本鑢で丁寧に仕立てられた茎には、流暢なる銘字が入念に刻されています。
 
附属の拵は頑強なる茶石目塗り鞘で、柄巻には茶漆が施され、武辺者がいかにも好みそうな質実剛健な拵となっています。
 
反りが浅めで元先の差が開いた、寛文新刀体配の刀は、通常イメージする日本刀らしさに欠けるように受け取られがちですが、実は居合や武用刀としては非常に有利な姿であり、手持ちも軽く感じられ、斬撃に於いては切先の振り遅れをカバーするので断然良く斬れ、また、居合の抜付に於いても扱い易く、スピードある抜付を実現してくれることを、今の居合・抜刀を嗜む方々はあまりご存知ではありません。
本刀は手元重心であるため、実重量よりも手持ちが軽く感じられるバランスの良い一刀で、真摯に居合を稽古される方にはうってつけの良刀です。柄にガタツキも無く、即武用刀として御愛用頂けます。
当店にて研ぎ上げました本刀の地刃の妙味とその刃味を存分にお楽しみ下さい。
 
裸身重量734グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1083グラム。
 
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豊後高田住藤原行長 – Bungo Takada ju Fujiwara Yukinaga –


豊後高田住藤原行長
– Bungo Takada ju Fujiwara Yukinaga –
 
 
豊州高田派は豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いことから、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから、藤原高田と汎称します。古来より実用刀としての評価が高い一派で武用刀として数多の武将に愛用されました。 豊後国に於いて行長同銘工が数名確認され、古いものでは室町後期の天正頃にその名を見ることができますが、本作は江戸前期の行長と鑑せられます。
 
元先の幅差開き反り浅めの寛文新刀体配。現状では長いヒケがやや目立ちますが、地刃の鑑賞に支障は無く、地鉄は小板目よく練れて詰んで精美。刃文は匂口明るく冴えた中直刃仕立てで、刃縁の内側に糸を添わせたが如き真っ直ぐな金筋が随所に見られ、砂流かかる箇所も看取出来、行長の直刃の完成度の高さを知らしめる作品です。
もとよりバランスが良い一刀ですが、拵に厚く重い鐔が添えられているため、更に手元重心となってバランスが頗る良く、扱い勝手の良さを感じさせます。金色に輝く縁頭も印象的です。
余力ある方は是非とも再研磨または化粧直しを施し、行長の地刃の冴えを存分にお楽しみ頂きたく思います。上研磨御用命のお客様には、研磨代の二割を当店が負担、応援させて頂きます。
 
裸身重量870グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,195グラム。
 
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刀心 平成三十年十一月日 – Toshin –


刀心 平成三十年十一月日
– Toshin –

 
皆様にお求め易い価格で生涯使える武用刀を御提供致したいとの思いから、町井勲プロデュースの本刀を鍛え上げました。研磨は居合用の手抜き研磨ではなく、下地もしっかりと手がけた観賞用クラスのものを施しましたので、観賞刀としてもじゅうぶん過ぎるほどお楽しみ頂けます。研ぎ上がりほやほやの本刀の地刃の冴えをご堪能下さい。
居合の形稽古はもとより、刃筋確認のための試斬稽古にも存分にお使い頂ける一刀です。鞘を払って構えてみると、真ん中から手元よりの重心でバランスが良く、扱い易さを感じさせる一刀です。
 
裸身重量854グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,142グラム。
 
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金重

金重
– Kaneshige –
 
 
銘鑑によると金重と名乗る刀工が複数名見られますが、この刀は室町中期の康正頃か後期の天文頃の作かと鑑せられます。元先の差が開き、切先延びた鋭い姿。地鉄は尖りごころの互ノ目乱れで匂口は明るく、乱れの谷に足入り、細かな砂流がかかっています。
手持ちバランスがとても良く、非常に軽くて扱い易く、非力な方でも楽々と扱えます。居合稽古にも最適の一刀です。当店にて研磨致しました。研ぎあがったばかりの地刃の冴えをお楽しみください。
 
附属の拵は店主町井勲監修の下新調致しました武用拵で、一切の妥協はございません。刀身の歪直しも店主町井勲自ら行いました無比なる芯出しがなされています。
 
裸身重量548グラム。  拵に納めて鞘を払った重量798グラム。
 
 
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陸軍旧九四式軍刀拵(鉄鞘)

陸軍旧九四式軍刀拵(鉄鞘)
– Former type 94 Japanese army koshirae –
 
 
昭和9年(1934)2月14日、皇室令第三號で大元帥陛下の新御佩刀と、勅令二十六號で陸軍の一般将校用新軍刀が制定され、西洋サーベル型式から日本の太刀を模した新たな外装へと転換され、九四式軍刀が誕生しました。
この拵は着脱式の第二佩鐶が失われていますが、九四式軍刀初期型で、目貫には丸に三ツ引両紋が据えられています。鐔の厚さは1.05センチの特注品で、細かな擦れ傷はあるものの、使用感殆ど無く、駐爪釦は桜花。総体にコンディションが良い。
 
この軍刀拵を腰にこの国のために戦って下さった英霊に感謝すると共に、大東亜戦争を生き抜いた歴史遺産として大切に御愛蔵頂きたい鉄鞘の初期型陸軍旧九四式軍刀拵です。
 
 
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