備州長船則光


備州長船則光
– Bishu Osafune Norimitsu –
 
 
備州長船則光は初代は長光の門人と伝え、嘉元三年期(1305年)の短刀が存在します。銘鑑ではこれを初代とし、二代を延文頃、三代を応永で家助の子とし、四代が永享頃、以後室町末期まで名跡を伝えています。
 
この刀は元先の幅差が程好く開き、切先延びごころ、反りは腰元よりやや先から反りが付く先反りの優雅な姿態で、茎は長く頑丈な造り込み。表裏に刀樋と刀身中程迄の添樋を掻き、地鉄は杢目肌柾流れ大肌が見られ、乱れ映り鮮明に現れる。刃文は直刃基調に湾れと互ノ目を交え、刃中には足が入り、細かな砂流や金筋が看取される。帽子は直ぐに先丸く返る。手元重心で非常にバランスが良く、居合形稽古用としてもお薦めの一刀です。
 
掲載している拵画像は同一金具を用いたイメージ写真です。現在本刀には、黒蝋塗鞘に薄紺色の裏革柄巻きにてグレードの高い武用拵を製作中です。
 
裸身重量684グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です