無銘 ~本漆石目塗鞘陸軍九八式軍刀拵入り~

無銘
– Mumei –
 
 
反り浅目の姿から、江戸前期の寛文頃に鍛えられたものと鑑られる。小板目肌杢交じりの地鉄はよく練れて詰み、少しく肌立ちごころ。刃文は互ノ目に互ノ目丁字を交え、所々に荒沸が付き、足入り、砂流、金筋かかり、乱れ調に棟を焼く。
 
附属の陸軍九八式軍刀拵は、本漆による石目塗りの高級品。切羽は一枚にのみ『三五』の刻印があり、他には刻印が無いが、後補ではなくオリジナルである。金具や柄木に『毛利』『モーリ』の罫書き在り。木鞘故に凹み箇所も見られるが、鐺金具の桜花葉の摩耗も無く、総じて保存状態は良好。
研磨を施しお楽しみいただきたい一刀です。
 
裸身重量633グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,001グラム。
 
 
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