無銘


無銘
– Mumei –
 
 
元先の幅差程好く開いて反り浅目。如何にも物斬れしそうな姿。地鉄は杢目肌よく練れて肌立ち、ほのかに白気映りごころがあり、地景入る。刃文は兼元に代表される三本杉。匂口は明るく、乱れの谷に足入り、尖りごころの互ノ目を交え、細かな砂流見られ、沸筋、金筋入る。後代の兼元のような仰々しい尖り三本杉ではなく、総体に丸みを帯びた三本杉故に、柔らかみを感じさせる出来口。帽子は乱れこんで先丸く返る。
保存刀剣鑑定を受審された場合、後代兼元や末関辺りで極めがつくかと思われます。
 
裸身重量618グラム。
 
 
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です