刀 秀安 昭和五十三年五月日  ~安さの限界に挑んでみました!居合に適したバランス良い一刀をこの機会に演武に!~

秀安 昭和五十三年五月日
– Hideyasu –
 
本名、塚原安男。関兼秀の下で作刀を学びました。
この刀は元先の幅差頃好く開き、表裏に刀樋を掻き流し、地鉄は小板目が良く練れて詰み、刃文は匂口明るく、湾れ調子に互ノ目や互ノ目丁字を交え、足入り、鋩子は直ぐに丸く返っています。
 
附属の拵は凹凸ある渦巻き状の変わり塗りで、傷みは殆どありません。前所有者が自分好みの鐔に替えられたのでしょう。厚さが合っていないため目釘穴に約1.5ミリのズレが見られ、そのため現状のまま振ると柄にガタツキが感じられますが、厚さが合った鐔に替えられるとガタツキは殆ど目立たなくなります。
鞘を払って構えてみると、手元重心で非常にバランスが良く、居合での片手操作も楽々とこなせることでしょう。
長年居合稽古に使用されていた関係で、刀身には一部錆が見られますが、純然たる居合稽古用としてお使い頂くなら、手をかけずに現状のままでも良いかと思います。
仕入れ価格に僅かな利益しかのせておりません。安さの限界に挑んでみましたので、是非この機会にご入手下さい。
 
裸身重量690グラム。  拵に納めて鞘を払った重量955グラム。

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